盗聴 の商品レビュー

真保裕一(著者)

なかなかマニアックな…

[文庫ＯＦＦ]

なかなかマニアックな推理短編集。「私に向かない職業」というのが特におもしろかった。オリジナリティ満載！

真保裕一さんは短編集…

[文庫ＯＦＦ]

真保裕一さんは短編集でもすごくおもしろい。特に表題作の『盗聴』は最高。読み終わったあとは、長編を読み終わった時のとは違う爽快感がある。

短編集ですが、どれも…

[文庫ＯＦＦ]

短編集ですが、どれも面白い。人の心の動きが、丁寧に書かれてます。

真保作品って社会派だ…

[文庫ＯＦＦ]

真保作品って社会派だからラストはびっくりしないんだよなぁ・・・なんて思ってる人。盗聴を読んでみて。ラストびっくりしちゃいました。

勢いのある作品

[たいら]

長編作家のイメージが強い著者が初めて試みた短編集。５編が収められています。どれも中篇～長編でもいけそうな、読みごたえたっぷりの作品です。勢いのある文章にのせられ、一気に読める一冊。

2024/07/04

久しぶりの真保裕一。
短編集は初めてのような気がする。

どの短編もどんでん返しでエッジが効いていて最後まで気が抜けない。短いながらも自分の予想したオチと違っている作品が多くてその意味では感心させられた。

表題作の「盗聴」より、切ないなかにも甘酸っばさと女の怖さが描かれている「再会」と、ユーモアハードボイルドとも呼ぶべき「私には向かない職業」が好みであった。

2022/11/01

初めて真保さんの作品を手に取りました。

読みやすく、面白いミステリー短編集です。
短編なのに、きちんと「転」があってなかなか読み応えがあります。

個人的には「盗聴」と｢私に向かない職業」が好き。
単に事件が起きる＆解決する、ではなくそこに潜む人の心の奥が描かれているので読後、考えさせられるものがありました。

2019/11/05

内容（「BOOK」データベースより）
「な、何の真似だね、それは…。おい、気は確かか…」老人の声がうわずり、椅子が激しくきしむような音が上がった。違法電波から聞こえてきた生々しい“殺人現場”の音。「狩り」に出た盗聴器ハンターが都会の夜でとらえたものとは?今が“旬”の気鋭が送る初めての短編集。表題作ほか秀作ミステリ4編。

2019/03/31

初読みの作家さんということに加え、馴染みのない題材だったこともあり、あまり入り込めないまま読み終えてしまった。
どんでん返しは楽しめた。

長編を読んでみたいと思う。

2015/01/25

色々な題材の推理小説の短篇集。ストーリーはとても面白いが、細かい点の描写において、ちょっと「？」という感じも受ける。それだけ、他の小説では、細かい描写が適切ということか？
個人的には、「私に向かない職業」が面白かった