恋愛小説 の商品レビュー
何かでオススメ本として取り上げてあった。大学の図書館。 ----- 女の髪が長いのは、男の首を絞めるためだ。 死体を跡形もなく隠す完全犯罪の知能犯だって、女の髪を隠すことはできない。 髪の怪。 ウォシュレットの位置。 使いやすいお箸の長さは、靴のサイズと同じらしいよ。 ...
何かでオススメ本として取り上げてあった。大学の図書館。 ----- 女の髪が長いのは、男の首を絞めるためだ。 死体を跡形もなく隠す完全犯罪の知能犯だって、女の髪を隠すことはできない。 髪の怪。 ウォシュレットの位置。 使いやすいお箸の長さは、靴のサイズと同じらしいよ。 ----- 短篇よりも短い掌篇小説。オチがなくはっきりしないで不完全燃焼のまま終わってしまう。 書き出しは作者がかき、結末は神様が書く。 恋愛、主に不倫に関する短い話。確かに、はっきりしたオチがないけど、その分想像が膨らんで面白い。言うならば、勧善懲悪がはっきりしたドラえもん映画ではなくジブリ映画みたいな感じ。 すべての話が自分に十分起こり得る事だけど、こうやって小説で読むと、想像が膨らんで楽しい。 女が男の一歩手前を行ってる様が愉快
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一編が4,5ページの恋愛小説だったので、すぐに読めました。内容的には不倫、浮気ものが多くて、普段、不倫、浮気の話に慣れている私にはお腹いっぱいになるお話でした。 普段、中谷さんの本は自己啓発本を読んでいるので、小説は初めて読みました。短くうまくまとめられていて、読みやすかった...
一編が4,5ページの恋愛小説だったので、すぐに読めました。内容的には不倫、浮気ものが多くて、普段、不倫、浮気の話に慣れている私にはお腹いっぱいになるお話でした。 普段、中谷さんの本は自己啓発本を読んでいるので、小説は初めて読みました。短くうまくまとめられていて、読みやすかったです。 もっと、純愛ものが個人的には好きなんだけど。 最後の短編小説「エレベーター」が一番好きなお話でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『人生で大切なことは、すべて「書店」で買える』(千田琢哉)で文章力の参考になる図書としてあがっていたので読んでみました。 自己啓発本で有名な中谷さん、コピーライターだけあって短めの文章でもキャッチー。 文章を読んでいると、昼ドラや恋愛映画のワンシーンの映像が浮かんで来ます。文章にも関わらずテレビ的な演出や匂いが感じられる、と言えば良いのでしょうか。実際の恋愛風景が浮かんで来るのではなく、その風景をドラマ化したテレビや芝居の映像が浮かんで来る感覚。浮気、不倫がテーマの作品が多いことも週刊誌やワイドショー的な印象につながっているのかもしれません。 読みやすい短編ばかりなので、あっという間に読み終えることができます。たしかに文章はすっきり明快。中谷さんが小説を書くとこうなるのか、という意味でも面白い本でした。
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