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激変「食」ビジネス の商品レビュー

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2011/11/22

狂牛病問題とO157事件が起こった1990年代後半。 消費者の健康志向の高まりと食の安全への意識の高まりという二つの大きな転換期に日本経済新聞社が今後の「食」業界の在り方をまとめた一冊です 消費者の健康志向の高まりと食の安全への意識の高まりという二つの大きな転換期に 日本経済新...

狂牛病問題とO157事件が起こった1990年代後半。 消費者の健康志向の高まりと食の安全への意識の高まりという二つの大きな転換期に日本経済新聞社が今後の「食」業界の在り方をまとめた一冊です 消費者の健康志向の高まりと食の安全への意識の高まりという二つの大きな転換期に 日本経済新聞社が今後の「食」業界の在り方をまとめた一冊。 「食」に関わる全ての業界の動向が紹介されており 川上から川下への影響や対応がわかりやすく紹介されています。 第1部 激変する「食」事情  1.食ビジネス戦国時代  2.主役は輸入品  3.生き残り模索する国内産地  4.高まる加工品需要 第2部 市場創造に挑む  1.究極の味と品質を求めて  2.新キーワードを探せ  3.深化するマーケティング  4.成長企業の秘訣を探る 第3部 「食」販売最前線  1.産地巻き込み「食材革命」  2.輸入食材仕入れ革新  3.集客に知恵絞る小売り  4.外食産業の新戦略を検証する 個人的に興味深かったのは、第2部の「新キーワードを探せ」の箇所でした。 これからの市場の変化を見越して 下記の4つのキーワードが紹介されています 家事軽減型    ー本格志向と共存 カロリー抑制型  ー健康志向と味両立 有機こだわり型  ーソース・飲料でも 環境配慮型    ー消費者意識に訴え どれも今だに、注目されているマーケットではありますが すぐに大きなマーケットになったものもあれば 今だにメジャーにはなりきれていないマーケットもあります。 新市場の開拓やトレンドの変遷は10年というスパンでも捉えてみても なかなか読みづらく、だからこそ、このような書籍は貴重なのだろうと感じました。

Posted byブクログ