ゆめのレプリカ の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
短歌教室の先生に貸していただいた。 なんとも幻想的な感じさえする黒井健氏の絵。 そこに加藤治郎氏の短歌。 大人の空間へ一気に連れ込まれるような気持ちになる。 加藤治郎氏の短歌はニューウェーブ短歌といわれてるそうですが この言い方、どうなの?昭和って感じですが。 加藤治郎氏の短歌はとても独特の律を持っている。 まるで曲が付けられるのを待っているようだ。 最初の短歌は、短歌とは思わず読んだ。 それくらいに短歌という気構えがあるのにない。 不思議だった。 大人の作品だ。 官能的なんて言葉は使いたくないが 奥の奥を掘り下げるような 奥の奥から湧き上がるような そんな短歌があった。 そこにありました。
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