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物語 英国の王室 の商品レビュー

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英国民の四割が、五十…

英国民の四割が、五十年後には王室は存在しないだろうと答えています。その理由の多くは、皇太子のスキャンダルにまみれた離婚と、それによる国王としての資格への疑問にあるます。滞英十五年に及ぶ著者が、自らの見聞を含め、英国王室の果している役割、その権力、そして悲劇を生んだ王族たちの素顔を...

英国民の四割が、五十年後には王室は存在しないだろうと答えています。その理由の多くは、皇太子のスキャンダルにまみれた離婚と、それによる国王としての資格への疑問にあるます。滞英十五年に及ぶ著者が、自らの見聞を含め、英国王室の果している役割、その権力、そして悲劇を生んだ王族たちの素顔を生き生きと描いてます。

文庫OFF

2021/05/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

英国王室の役割や権力、王族の知られざる生活や素顔などが書かれた本。 エリザベス女王や英国王室の王女の方々は日本でもよく知られていますが、本書ではエディンバラ公(フィリップ殿下)とチャールズ皇太子を中心に英国王室の人間関係が書かれています。 大きな問題を抱え続ける英国王室。本書を読むと、現代の英国王室が抱える問題の本質がよくわかります。 親の教育方針と子供の性質が合わないとき、家族にとっていずれ大きな不幸を招く危険性がある。これは洋の東西・立場に関係なく共通することなんだなと、本書を読んで強く感じました。

Posted byブクログ

2010/09/20

著者は滞英暦15年半のジャーナリスト。内容は、エリザベス女王のルーティンから始まり彼女の王位継承前後─結婚、そこから夫フィリップ殿下の生い立ち、チャールズ皇太子の生い立ち─ダイアナ妃との結婚とその破綻まで。現在の英国王室の中心メンバー個々人のこれまでを綴った内容となっている。(ダ...

著者は滞英暦15年半のジャーナリスト。内容は、エリザベス女王のルーティンから始まり彼女の王位継承前後─結婚、そこから夫フィリップ殿下の生い立ち、チャールズ皇太子の生い立ち─ダイアナ妃との結婚とその破綻まで。現在の英国王室の中心メンバー個々人のこれまでを綴った内容となっている。(ダイアナ妃が無くなる前の1997年に出版されたものなので、記述はその時点までのもの。) 英国王室全体についてはあまりわからないものの、女王一家と各個人の人物像はだいたい掴める。巻末にウィリアム征服王から現女王エリザベス2世までの英国王室系図と、フィリップ殿下につながる欧州王家・貴族の系図つき。

Posted byブクログ