愛したりない の商品レビュー

島村洋子(著者)

2011/06/29

『傷つくことが恋ならば、まさしくあれが恋だった』
…この言葉に転ばないでいられなかった私。求めすぎてドライになってしまった自分と、自分を囲む愛すべき 魅力的で弱い男たち。…なんだか他人事ではいなぁ。友人の日記を読んでいるような、
それでいて初めて湧いてくる親近感に 気持ちよく癒されてしまう、
そんな小説でした。