霧隠才蔵 の商品レビュー
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実にたわいもない本ですが、結構この手の本も好きです。才蔵は司馬遼太郎の「風雪の門」でも主人公。この本では意外な人物の落とし子という設定。真田10勇士がみんな忍者になります。
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小学生時分、NHK人形劇で「真田十勇士」をやってた。原作は柴田練三郎。これが強烈におもしろかった!どうやら伝統的な十勇士とはメンバーが異なるようだが、一番思い入れがあるのは、この柴田版十勇士。 それ以降、いろんな作者の「十勇士」を読んできたけど、今回久しぶりにこのジャンルに手を出した。火坂雅志が手を出してるとは知らなかったもので。 十勇士の主人公は猿飛佐助であることが多いんだけど、本作の主人公はタイトル通りの才蔵。しかも真田勢の敵として登場。次作以降で十勇士の仲間入りするようだけど、一匹狼的なエピソードに合ってるのかも。クールなキャラとして描かれることが多いし。 生誕の秘密自体が歴史を動かす動機にもなっていたりするけど、この手の設定はちょと冒険ね。さて、本作での才蔵のパパは誰でしょう?
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関ケ原合戦後、徳川家康は江戸に幕府を開き、天下の大勢は決したかにみえた。が、徳川家の根底を覆す巻物「愛宕裏百韻」の存在が明らかとなった。幕府に仕える伊賀忍者・霧隠才蔵は、その探索を命じられた…。一方、豊臣家再興を画す真田幸村も、巻物奪取のため甲賀忍者・猿飛佐助を放った。大坂の陣前...
関ケ原合戦後、徳川家康は江戸に幕府を開き、天下の大勢は決したかにみえた。が、徳川家の根底を覆す巻物「愛宕裏百韻」の存在が明らかとなった。幕府に仕える伊賀忍者・霧隠才蔵は、その探索を命じられた…。一方、豊臣家再興を画す真田幸村も、巻物奪取のため甲賀忍者・猿飛佐助を放った。大坂の陣前夜、才蔵と佐助は雌雄を決する“敵”として初めて相見えた。 2010.6.7読了
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