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枯れ蔵 の商品レビュー

3.6

6件のお客様レビュー

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2021/03/20

2021.3.20 読了 この作家さんのミステリーて珍しい!と 思って、即 借りました。 読み応えありました。。。 長かった。。。笑

Posted byブクログ

2017/03/11

トビイロウンカ。タイ東北部。「農業ミステリ」とかいって売り出されていたけど、ミステリとしてはめっちゃ普通。(1998年当時の読書メモ)

Posted byブクログ

2013/04/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

プロローグ…。農業長編ミステリー。富山県で突如として異常発生した害虫“T型トビイロウンカ”は,これまでの農薬に耐性を持った変異種だった……対応に追われる農協や農業試験場の職員を尻目に,マスコミの無責任な報道が米不足を…誘発。有機米使用の商品を企画した食品メーカー社員・陶部映美の友人であるツアーコンダクター曜子の半年前の不可解な自殺と富山県に突如として異常発生した害虫の謎を追う…。有機無農薬農家の代表者大下は米作りかけては実績・信頼があるが……。有機無農薬農業が詳しく描かれた珍しい作品。 作者・永井するみさん初の長編で、『枯れ蔵』で第1回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞している。 北海道大学農学部卒という略歴を生かした作品で2段組300ページの長編だが、友人の不可解な自殺と異常発生した害虫の二つの謎がうまく絡むミステリー作品でした。 2010年9月3日に49歳で亡くなられているのを知り残念に思う。

Posted byブクログ

2011/09/14

農業ミステリは初めて読みました。バラバラな人間関係が、次第に繋がっていくのが面白い。大人の恋愛の一面も。第一回新潮ミステリー倶楽部賞受賞作品。

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2009/10/07

米どころ富山に、ウンカが異常発生。主婦は米の買い占めに走り、「平成の 米騒動」へと発展する。そして、一人の女性の謎の自殺。「コメ」が現代を 炙り出す、バイオテック・ミステリー。新潮ミステリー倶楽部賞受賞作品。

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2009/10/04

小説。米の栽培、害虫、商品流通を巡るミステリー。友人の自殺、大切なものを奪ってやるという脅迫などの小さな火が、やがて米の被害につながってTVニュースに流れるまでの大火に発展。最後はきれいに決着してくれるが、「樹縛」(同著)より事件の発端に感情移入しにくかった。でも、知られざる分野...

小説。米の栽培、害虫、商品流通を巡るミステリー。友人の自殺、大切なものを奪ってやるという脅迫などの小さな火が、やがて米の被害につながってTVニュースに流れるまでの大火に発展。最後はきれいに決着してくれるが、「樹縛」(同著)より事件の発端に感情移入しにくかった。でも、知られざる分野をプロフェッショナルに掘り下げてくれる丁寧さは圧巻。この著者の恋愛中心の軽く読める本も好きだけど、今回のようにじっくり読みたいミステリーな作品も面白い。新鮮な発見を本で知る感じ。

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