潮流 の商品レビュー
故・夏目雅子さんとの…
故・夏目雅子さんとの軌跡をモデルにした自伝的小説。ピュアでまっすぐな彼女の個性を偲び、作者の美しい日本語表現にたよたう・・。荒んだ心に現れた天使とのつかの間の恋と、確かな記憶の物語。
文庫OFF
唯子さん健気で可愛いですが、切なくて仕方ないです。 伊集院静さん、謹んでご冥福をお祈りします。 もう新しい著作が読めないのは残念ですが、これから作品を読み返します。
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期待してたけど全く面白くなかった。 主人公の人間性に共感できぬ。願望かと?今年の読書がっかり度No. 1。
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北アフリカの星空の下、江ノ島の海辺、茅ヶ崎の小さなホテルの一室。 繊細な文章と男女の世界観が心地良いです。
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世間がなんと言っても、ふたりにしかわからない愛がある。夏目雅子さんとの恋はこんな感じだったのかしら?
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中年男性と少女の物語 中年男性:ろくでもない会社員 妻子あり CMプランナー 少女:20前後の女優の卵 才能ある有望な若手女優 中東の砂漠でのCM撮影を機に出会う
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《本文より》 「自分は海に落ちた小さな椰子の実ななのかも知れないと思った。これから先どこへ流れ着くのかはわからないが、もがけばもがくほど自分の希むところとは違う場所へむかう潮流に流されているような気がした。」 人間とは自分が思わない方向へ進んでいくこともある。
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化粧品の宣伝を作るクリエイターとそれにモデルとして抜擢された少女。伊集院静の描く男と女の物語はいつも美しく魅了される。さしのべた手にこそ葡萄の房は落ちてくる。痺れる台詞だ。
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広告業界が舞台になっている、CMプランナーと無名から人気女優なる二人の自伝的恋愛物語です。「ものを作り出す仕事は半分以上が運命との連続した出逢いだと思っている。」(P80)が印象に残りました。
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広告代理店と女優の物語。 珍しく深みのある恋愛小説かと思って調べたら、作者・伊集院静と故・夏目雅子をモチーフにした話らしい。 流れる文章とか情景の描写とかすごくすてきな話なんだけど、伊集院静のオレモテる。的な雰囲気が少し鼻についつしまった。
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