西洋絵画の主題物語(1) の商品レビュー
「ビジュアル図解 聖書と名画」と同じような趣旨だが、「ビジュアル〜」が1テーマ1作品なのに対して、こちらは1つのテーマ複数の作品が紹介されている。表現のバリエーションがわかるのがよい。解説は「ビジュアル〜」の方が初心者向けかつ丁寧で、こちらはある程度主題や画家を知っている人向けと...
「ビジュアル図解 聖書と名画」と同じような趣旨だが、「ビジュアル〜」が1テーマ1作品なのに対して、こちらは1つのテーマ複数の作品が紹介されている。表現のバリエーションがわかるのがよい。解説は「ビジュアル〜」の方が初心者向けかつ丁寧で、こちらはある程度主題や画家を知っている人向けという印象。 あまり馴染みのない聖人についても、きちんと章をもうけて個々にページを割いてくれるのも良い。
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タイトル通り、西洋絵画(今回は宗教画)の意味、何が書かれているかについての「お約束」を解説してくれるもの。人物以外のアイテム、動植物、剣や鎧、旗、光、髑髏、石まで、いろいろな意味が込められていることを知ることができる。百合は純潔、鳩は神の意志、りんごは知恵だったり禁断のアイテムだ...
タイトル通り、西洋絵画(今回は宗教画)の意味、何が書かれているかについての「お約束」を解説してくれるもの。人物以外のアイテム、動植物、剣や鎧、旗、光、髑髏、石まで、いろいろな意味が込められていることを知ることができる。百合は純潔、鳩は神の意志、りんごは知恵だったり禁断のアイテムだったり、剣は将来の斬首、などなど。また、時代背景にも言及してくれてて、絵の発注者や書かれた状況も理解できる。絵を見るだけではなく、細かな内容を知ることができるようになれば、もっと楽しめると思った。
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西洋絵画の主題物語-聖書編。 「受胎告知」や「最後の晩餐」など、西洋美術の主題にとりあげられている聖書の物語が、実際の作品のカラー図版とともに、わかりやすく解説されてます。 宗教的知識がなくてももちろん美術品として楽しめますが、描かれた物語の背景を知った上で観るとより一層...
西洋絵画の主題物語-聖書編。 「受胎告知」や「最後の晩餐」など、西洋美術の主題にとりあげられている聖書の物語が、実際の作品のカラー図版とともに、わかりやすく解説されてます。 宗教的知識がなくてももちろん美術品として楽しめますが、描かれた物語の背景を知った上で観るとより一層理解が深まります。 ワタシが持ってるのは、美術手帖の増刊号だけど、今はその後書籍化された別装丁のものが売ってます。 ヨーロッパの美術館めぐりする前に必見。
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大学時代の心の支えのひとつでした(個人的感想)。 美しい絵と解説を読んでいくと、なんとなくキリスト教の輪郭がわかったような感じがして、西洋絵画史が概括できたような気もして、キリスト教圏に生きた人々の価値観やものの捉え方が伝わってくるように思えて、つまりお得な内容です。 一番お得な...
大学時代の心の支えのひとつでした(個人的感想)。 美しい絵と解説を読んでいくと、なんとなくキリスト教の輪郭がわかったような感じがして、西洋絵画史が概括できたような気もして、キリスト教圏に生きた人々の価値観やものの捉え方が伝わってくるように思えて、つまりお得な内容です。 一番お得なのは、いろんな作家の画風やスタンスがさらっと見られることではないでしょうか。カタログ的と言うと叱られそうですが、教養の為と割り切っても使い道のある一冊です。 私はこれで、プッサンが好きになりました。
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便利便利ちょう便利。聖書をあまりまともに読んだことのない私にとっては、ありがたい本です。絵の解説がときどき絵に対するツッコミみたいになってて読んでても面白い。
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とてもわかりやすい西洋宗絵画の解説書でした。 これまでほんとに活躍してくれました。 私の目標は、この絵画を全部見に行くことです。
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ヨーロッパを旅行するときに避けて通れない教会見学。誰が描かれているかわかるだけでも絵画が身近に感じられます。聖書の主要なテーマが代表的な作品と一緒に説明されていて聖書の知識と絵画の知識が一度にわかるお得な本。難点は旅に持っていくには少し重いこと
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いちおう芸術の勉強するんだしなあと、学生のときに買った本。あくまでも残されている絵画をもとにキリスト教の解説をされているので、「聖書学」の視点で読んではいけません。聖人が象徴と共にずらりと紹介されているのがうれしい。「ダヴィンチ・コード」を読んでるときにちょっとだけ役に立ちました...
いちおう芸術の勉強するんだしなあと、学生のときに買った本。あくまでも残されている絵画をもとにキリスト教の解説をされているので、「聖書学」の視点で読んではいけません。聖人が象徴と共にずらりと紹介されているのがうれしい。「ダヴィンチ・コード」を読んでるときにちょっとだけ役に立ちました。(ダヴィンチ・コードもきっと聖書学の視点では読めないよね)
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