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河童が覗いたヨーロッパ の商品レビュー

4.5

12件のお客様レビュー

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2017/01/23

・1/22 読了.US$1が360円ぐらいの当時の旅行記なため、宿泊代は参考にならないけど、ヨーロッパなのにホテル代がめちゃくちゃ安い.EUじゃなかったからか?昔の2000円は高額だったからか?それにしてもよくこれだけ安宿に泊まり続けたものだと感心した.

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2015/05/30

 宿泊先の部屋の見取図、列車の座席の様子や、車掌さんの全体像など、たくさんのイラストがあって見ていて楽しい。  写真と比べればもちろん情報量は少なくなるけど、イラストは描き手の興味に合わせて、よりくっきりと対象の特徴を表してくれるので、文章と合わせて読むととても魅力的に感じられ...

 宿泊先の部屋の見取図、列車の座席の様子や、車掌さんの全体像など、たくさんのイラストがあって見ていて楽しい。  写真と比べればもちろん情報量は少なくなるけど、イラストは描き手の興味に合わせて、よりくっきりと対象の特徴を表してくれるので、文章と合わせて読むととても魅力的に感じられた。  好奇心旺盛な著者ならではの観察力で語られる内容も面白い。

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2014/02/20

目の付け所が、「バスルームのビデ」「窓」「安宿の間取り」と全部独特で面白い。国際列車の車掌さんのスケッチも面白かった。 本当はこういうところを見るのが旅の楽しみなんだと思う。

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2013/01/20

高校時代から気になりながら読んでいなかった妹尾河童。やはり私の好きなテイストでした。ソ連、西ドイツの時代で、日本も随分変わっただろうが、当時の諸外国の安宿の様子は旅人気分、タイムトリップ気分でワクワクする。

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2011/04/27

昔文庫で持ってましたが、単行本で読み直し。イラストの部分など、やはり大きめの絵の方が良いですね。今となっては少々情報は古いものの、やはり読んで(眺めて)面白い一冊です。ただ個人的には「ヨーロッパ」よりも「インド」の方が楽しめたかな?

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2009/10/04

「河童が覗いた」シリーズ第1作。ヨーロッパ編は発表を予期していなかった作りなので、以後の作品に比べてどこか隙があり(字も大きい)、何だか微笑ましいです。どのページもその天才的な観察眼と「面白がる精神」、常軌を逸したマメさ緻密さに基づいて作られていますが、特に国際列車の車掌さんたち...

「河童が覗いた」シリーズ第1作。ヨーロッパ編は発表を予期していなかった作りなので、以後の作品に比べてどこか隙があり(字も大きい)、何だか微笑ましいです。どのページもその天才的な観察眼と「面白がる精神」、常軌を逸したマメさ緻密さに基づいて作られていますが、特に国際列車の車掌さんたちの比較は絶品、そして永遠と続く安宿の間取り図が最高です。 個人的には、あまりに河童さんと字体と自分の字体が似すぎていて怖いです(笑)。

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2009/10/04

とにかくスケッチが秀逸。これほど日常の細やかな目線で物を描くというのは、素晴らしいと思います。旅をする上でのバイブルです。

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2009/10/04

友人が、「河童が覗いたインド」という本を持っていまして。 妹尾河童の描く鳥瞰図に魅せられた私は、こちらの方を買ってみた。 建築をかじっている私にも、簡単な部屋なら描けない事は無いだろうけれど この方のあたまの中は摩訶不思議。 観察力。記憶力。には 脱帽。

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2009/10/04

無人島にどれか一冊持っていけるとしたら、迷わず選ぶ一冊。河童さんが宿泊したホテルの部屋の見取り図を主に、各国の鉄道の車掌さんの制服や、シャトーの精密なスケッチまで、まるで自分が本当に旅したような気持ちになれます。小さい頃から現実逃避したいときに眺めていたような気がします。時刻表で...

無人島にどれか一冊持っていけるとしたら、迷わず選ぶ一冊。河童さんが宿泊したホテルの部屋の見取り図を主に、各国の鉄道の車掌さんの制服や、シャトーの精密なスケッチまで、まるで自分が本当に旅したような気持ちになれます。小さい頃から現実逃避したいときに眺めていたような気がします。時刻表で擬似旅行も好きですが、これもぜひ!

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2009/10/04

観ても読んでもどっちでも楽しめる凄い本。 「微に細にわたる」という言葉がよく似合うまでの書き込みよう。 建築はもとより、時間の感覚や部屋の間取り、各国の家の窓にみられる各国の気候ごとの工夫など、「一括りにされやすいヨーロッパだけど、実際はここまで違うんだぞ!!」と、筆者はそう語っ...

観ても読んでもどっちでも楽しめる凄い本。 「微に細にわたる」という言葉がよく似合うまでの書き込みよう。 建築はもとより、時間の感覚や部屋の間取り、各国の家の窓にみられる各国の気候ごとの工夫など、「一括りにされやすいヨーロッパだけど、実際はここまで違うんだぞ!!」と、筆者はそう語っていないのに、それを楽しく痛感する本。

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