保保連合 の商品レビュー
1997年初版のこの本。 正直言って1冊読むのに結構苦労しました。 細川・羽田・海部・小沢といった壮々たるメンバーの集まる新進党、そして自社さ連立内閣の橋本首相を軸とした、政界再編劇の真っ只中。 政治ドキュメントということで、実名で書かれているだけあってリアリティーはあるの...
1997年初版のこの本。 正直言って1冊読むのに結構苦労しました。 細川・羽田・海部・小沢といった壮々たるメンバーの集まる新進党、そして自社さ連立内閣の橋本首相を軸とした、政界再編劇の真っ只中。 政治ドキュメントということで、実名で書かれているだけあってリアリティーはあるのだが、文章が整理されていなくて、章の構成がいまいちで結構読みにくいですね。 これまで選挙というと、失礼ながらある意味ノリで投票していた感があり、主張の差をじっくりと吟味したこと無かったので、政治に対する興味は多少湧いて来ましたが、どうしても後日談的な内容になってしまうので、今のリアルな内容がもっと国民に分かりやすく伝えられればと思います。 ところで、政治といえば今の民主党政権。 献金だ脱税だと騒いでいますが、最近思うのは政治家だって人間なんだから、クリーンなんてあるはずが無いんじゃないかと思うんですよね。 これに協力してくれたらいくらあげるって言われて、それは嫌だとはいわないんじゃないかと。 そもそもみんなが怒るのは、税金で払ってるのに、自分のためには何もしてくれないという思いが、政治家の汚職に対する怒りではないかと・・・。 だとすると、税金の固定給ではなく、法案の審議が始まったら、賛成意見に国民が自分の税金を出して、国会議員は自分の意見に集まったお金を配分する。 自分の意見のない、または意思表示をしない国民の税金は共通枠にプールされる。 なんてことをやれば、少数意見に税金出しても、それが民主主義だからいいんじゃないかと。 国民も政治に俄然興味が湧きますよね。
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