焼身 の商品レビュー
「焼身」「誰のために哭いたのか」「俺のために哭け」「憐れみをこえて」収録。 女学生母子、宿屋の下男、従業員、30代独身女性…ごく普通の人の中に潜む、深い隣人愛と慈愛を描いた短編集です。キリスト教的に感じました。
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90年代に出版された、当時のインドを代表する作家の短編集。登場人物の名前がインド名なだけで、内容は違和感なく読めた。底にはインド特有の問題が横たわっているので、理解できたと言うのはおこがましいが、興味深く読めた。自己犠牲の物語は、そのテーマだけ抜き出して、日本を舞台にして描いたら...
90年代に出版された、当時のインドを代表する作家の短編集。登場人物の名前がインド名なだけで、内容は違和感なく読めた。底にはインド特有の問題が横たわっているので、理解できたと言うのはおこがましいが、興味深く読めた。自己犠牲の物語は、そのテーマだけ抜き出して、日本を舞台にして描いたら空々しく感じられるかも知れない。絶対的な身分差、カースト制度の中にあってこそ生きる物語、という気もした。
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