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芭蕉と門人たち の商品レビュー

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2014/01/13
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柴田が俳句に対する純粋評価を行うのに対して、本書は人間関係や俳句論の方向性に焦点を当てる。そのぶん時代を追った図式的、教科書的な内容。

Posted byブクログ

2011/10/29
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※このレビューにはネタバレを含みます

短歌が主流の世界に、句の創作が水脈としてしみだし、同好の士を指導する業として自立することができる。  自立を「宗匠立机」とするらしい。「延宝六午年 桃青歳旦帳手前所持」の記事を、プロ俳人独立の時と解する(42p)。  天和元年、芭蕉を名乗る。「諸国の俳人と交流」(82p).。41歳の年には半年の旅。「真の文芸の旅」とおさえる。諸国に同好者を獲得する(114p)。 芭蕉は西行に隠遁者の典型を読みとり、理想像とする(135-136p). 隠遁、俳諧の流布。伊賀から発するところ、妙味。

Posted byブクログ