なぜ、この人はここ一番に強いのか の商品レビュー
心に響く。 芯の強さが行動の美しさをつくる 戦う相手はいつも自分の中にいることを忘れるな 大人に対するいい意味での闘争心を失うな 自分を問い詰める作業を怠るな 大人の女と付き合え 仕事には必ず正面から挑め
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ー人間関係の基本hあ「気持ちよさ」 ーわかりやすい人間は信じて良い。 ーまずは戦わなければならないのは、自分の弱さ。 ー嫌な人でも、来れば拒まない。 ー仕事に没頭できる人間は機嫌がいい。 ー仕事を愛し、自分の取り巻く世界を愛することが大切。 ー子供のように遊べ。
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主義や信条を持つのは勝手だが、それに縛られたら息苦しくなる。時にはスルリと解き放たれて、その場の成り行きに身を任せる洒脱さも必要なのだ。 というよりぼくは、主義・信条など少なければ少ないほどいいと思っている。まったく何もないというのは無節操に堕ちがちだが、それだって構わない。 要...
主義や信条を持つのは勝手だが、それに縛られたら息苦しくなる。時にはスルリと解き放たれて、その場の成り行きに身を任せる洒脱さも必要なのだ。 というよりぼくは、主義・信条など少なければ少ないほどいいと思っている。まったく何もないというのは無節操に堕ちがちだが、それだって構わない。 要はいざという時、守れる自分があればいいのだ。 理想をいえば、細かい主義・信条ではなく、太くて明快な行動原則を持つことだ。それを、ふだんは懐深く隠し持ち、ある限界を超えた時だけ自分のなかで抜き出せばいいのだ。(p.28) 一言余計な性格というのがある。 言わずもがなの弁解、決着のついた議論での追い討ち、手柄を立てた時の自慢、あるいはポロリと漏らしてしまう皮肉、そういう時の一言が、相手を怒らせたり傷つけたりしてしまう。その一言さえ発しなければ何も起こらなかったはずなのに、無用なピンチを招いてしまう。 しばしばそんな経験を持つ男は、自分の甘さを真剣に反省したほうがいい。 口が軽いとか不用心ということではなく、日常生活の万事にだらしなさを持ち込んでいるからだ。(p.44) 真剣にさえ生きていれば、恋は必ずできる。 縁というのは不思議なもので、まるっきり女と出会いのない暮らしをしていても、ある日突然、一人の女が視野に入る。その女を真剣に見つめればいいのだ。(p.151) 女から出た別れ話は黙って聞けと書いたが、男はその時それなりの我慢がいある。グッと自分を抑えなければならない。まだ十分に愛している女なら、それこそ面子を捨ててしがみつきたくなる。 そういう場合、「面子や誇りなんか捨てて彼女にしがみつきなさい。キミにとっていちばん大事な人が消えようとしているんですよ」と答える人生相談の回答者もいるだろう。 恥も外聞も捨て去って、必死でしがみつけば女は心を動かされるかもしれない。 ダメでもともとなんだから、最後まで諦めるなという答だけれども、そういう答はどこか間違っているような気がする。 重苦しいのだ。しがみついて彼女が心変わりしたとしても、恋に重苦しさが残る。女の気持ちが変わらなければ、男にとってこの恋は後味が悪すぎる。 自分のなかの大切な何かが踏みにじられた気持ちになる。 どう転んでもろくなことはないのだから、意地でも強がりでも黙って聞いたほうがいい。面子とか誇りとかいうほどのものじゃなくて、要するに一瞬の決断だ。割り切ってしまったほうがはるかにサバサバする。 ぼくはどんな恋も重苦しさが入りこんだら終わりだと思っている。 男か女がどちらかに気持ちの重圧が生まれ、二人でいても弾むようなときめきを失った恋はもう恋ではない。(p.152)
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