憲法問題入門 の商品レビュー
著者は憲法学者ではな…
著者は憲法学者ではなく法哲学者なので,憲法学から距離置いた視点で憲法を論じているのが斬新.ただ,かなり皮肉を込めて書いている部分があるので,真正面から受け取るのは少々問題あり―そこが著者の持ち味なのかも.
文庫OFF
憲法の入門書ではなく、憲法問題の入門書です。 憲法九条や国民主権、天皇制、憲法改正といった問題について、どのような意見があるのかを解説していますが、著者自身も黒子に徹するのではなく、ときにみずからの主張を開陳しながら、問題の中へ踏み入っていきます。憲法問題については、教科書的な...
憲法の入門書ではなく、憲法問題の入門書です。 憲法九条や国民主権、天皇制、憲法改正といった問題について、どのような意見があるのかを解説していますが、著者自身も黒子に徹するのではなく、ときにみずからの主張を開陳しながら、問題の中へ踏み入っていきます。憲法問題については、教科書的な整理にとどまっているか、そうでなければ著者自身のイデオロギーの表明に終始している本が多いのですが、本書のように旗幟を鮮明にしつつ憲法問題の核心へと迫っている本は少ないような気がします。
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日本国憲法での基本的な問題や各種議論をまとめた入門書。岩波新書の宮沢俊義氏の入門書とともに憲法の入門書としてオススメ。
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[ 内容 ] 憲法施行50余年。 占領軍が原案を書き、占領国の絶対権力を背景にして制定された日本国憲法を日本国民はどのように考えてきたのだろうか。 制定過程や正統性、改正などをめぐって議論の声を少なしとはしないにもかかわらず、その基本理念は日本国民のあいだに着実に浸透しているよう...
[ 内容 ] 憲法施行50余年。 占領軍が原案を書き、占領国の絶対権力を背景にして制定された日本国憲法を日本国民はどのように考えてきたのだろうか。 制定過程や正統性、改正などをめぐって議論の声を少なしとはしないにもかかわらず、その基本理念は日本国民のあいだに着実に浸透しているように思われる。 国民主権と天皇制をはじめ、第9条と戦争放棄、基本的人権、内閣と司法権、地方自治、さらに改正問題や戦後憲法学批判など憲法をめぐる基本問題を明快に問いなおす、憲法を考える現代人のための必読の入門書。 [ 目次 ] 序章 日本国憲法の不思議 第1章 歴史の中の憲法 第2章 国民主権と天皇制 第3章 戦争放棄 第4章 基本的人権「法の下の平等」 第5章 基本的人権「自由権」 第6章 国会と財政 第7章 内閣 第8章 司法権 第9章 地方自治 第10章 最高法規・憲法改正 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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