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古代ローマの調理ノート の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2014/09/01

目次抜粋 第8章 四肢動物 オオヤマネの料理…217ページ ※「詰め物をしたオオヤマネのロースト」が紹介されてます。 オオヤマネの四肢の肉をこしょう、松の実、ラーセル(植物の樹液)、ガルム(魚醤)と一緒にすりつぶし、クネル(角切りの豚肉)1個と一緒に胴体に詰めて縫い合わせ、瓦の...

目次抜粋 第8章 四肢動物 オオヤマネの料理…217ページ ※「詰め物をしたオオヤマネのロースト」が紹介されてます。 オオヤマネの四肢の肉をこしょう、松の実、ラーセル(植物の樹液)、ガルム(魚醤)と一緒にすりつぶし、クネル(角切りの豚肉)1個と一緒に胴体に詰めて縫い合わせ、瓦の上に置きオーブンで焼く。 蜂蜜を塗ってケシの実をかけて供するという文献も残っている。 メモ※14 オオヤマネ リスに似ている齧歯目ヤマネ科の動物。 ヨーロッパでは古代ローマの時代に、オオヤマネを飼育して美味な肉としてさかんに食べた。 その飼育んために、専門の飼育園が設けられただけでなく、荘園では大きな甕(かめ)のなかを暗くし、ドングリ、クルミ、クリなどを飼料にオオヤマネを飼育していた。 1997年11月20日、株式会社小学館、東京都、全281ページ

Posted byブクログ

2012/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

プロジェクトグーテンベルクに登録された版ではなく、Tacuinus Edition, Venice, 1503(14世紀のヴェネチア版)を底本とした翻訳とのこと。そのため、後世の研究による知見が、反映されていない部分もある。 特に、今回主眼として調べた 「ALITER DULCIA」について。本書では「アフリカ産のプティ・パン、発酵していないブドウ汁の入ったもの」とされている。 プロジェクト・グーテンベルク版では、「Aphrosが何を指すかは不明だが、古英語にいうアプリコット、あるいは他のアフリカ産の果実」とされています。 また、現代の研究による補記として、「杏(アプリコット)または桃のようなものではないか。皮をむいてクリームに漬け、砂糖をいれたものと考えられる」ともあります。 アキピウスのレシピは古代の文献、しかも多数の翻訳版や研究者、翻訳者による注釈が多い書物です。 ですが、だからこそ単一の底本のみで他の版を参照していない書籍では、心もとないように感じました。ゆえに、星は2つとします。

Posted byブクログ

2010/08/15

アピキウスという古代ローマの美食家のレシピ集と言われるモノ。 大変に興味深い内容なのだが・・・絶版になっているのが惜しい。 昔のレシピだから、手に入らない物が多いのかなと思いきや、 案外、手に入るものが多くて、作れそうなものも多数ある。 冷静に見て、これ美味しそうだなと思うものも...

アピキウスという古代ローマの美食家のレシピ集と言われるモノ。 大変に興味深い内容なのだが・・・絶版になっているのが惜しい。 昔のレシピだから、手に入らない物が多いのかなと思いきや、 案外、手に入るものが多くて、作れそうなものも多数ある。 冷静に見て、これ美味しそうだなと思うものも多数あるのだが、 ただ、突然に「脳・・・・・4個」なんて材料が出てくることがあって、 えーーーっ!何の脳?!なんて驚くこともあるw

Posted byブクログ

2009/10/04

はちみつと黒コショウがほぼ全部に使われているのが興味津々。今でも通用するレシピもあり。調味料が揃っている現在は幸せなんだなーと思った。

Posted byブクログ