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工業標準化法(平成9年版) の商品レビュー

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2011/06/24
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工業標準化法は、技術者にとって、もっとも基礎的な事項を定義している法律である。 WTO/TBT協定などの国際法と連携した法律であることも重要である。 WTO/TBT協定では、国際調達にける技術的仕様は国際規格を尊重することがうたわれている。 工業標準化法では、官庁の調達における技術的仕様は日本工業規格を尊重することが規定されている。 工業標準化法は、規格(工業標準)の根拠の法律である。 官公庁の技術者はもとより、 官庁に納入している企業はすべからく承知していることが前提である。 また、特許、論文を執筆する技術者も、一度は勉強しておくとよい。 技術士をはじめとする各種技術系の資格試験で、もっと引用するとよいのかもしれない。 現状では、調達においても、各種試験においても引用される場合は少ないのではないだろうか。 あまり普及していないということは、本書をはじめとする工業標準化法の解説が、もう少し分かりやすさを追求することも必要かもしれない。

Posted byブクログ