ザ・ポエット(上) の商品レビュー
刑事である双子の兄の…
刑事である双子の兄の死に疑いを持った弟が独自に捜査する。すると、アメリカで同じような事件が続発していたことがわかる。
文庫OFF
殺人課刑事の双子の兄…
殺人課刑事の双子の兄の自殺。新聞記者である弟のジャックは、その現実と向かい合う為、兄についての記事を書こうと決心するが、自殺ではなく他殺である可能性を発見し、独自に調査を開始する…
文庫OFF
先に『天使と罪の街』を読んだのでネタバレしてるんだけど、それはそれで大いに楽しめた。 動機と手段はまったくかかれてないけど、面白い!
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連続殺人事件の重要な手掛かりを見つけたからといって、一介の新聞記者がFBI捜査チームに参加出来たり、そのFBIの美人捜査官とすぐ恋仲になったりと、あまりにも主人公優遇なプロット運びには興醒め。 伏線もこの後にどんでん返しが待ってますというのが、読んでいる途中で分かってしまう。
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図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) デンヴァー市警察殺人課の刑事ショーン・マカヴォイが変死した。自殺とされた兄の死に疑問を抱いた双子の弟で新聞記者であるジャックは、最近全米各所で同様に殺人課の刑事が変死していることをつきとめる。FBIは謎の連続殺人犯を「詩人...
図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) デンヴァー市警察殺人課の刑事ショーン・マカヴォイが変死した。自殺とされた兄の死に疑問を抱いた双子の弟で新聞記者であるジャックは、最近全米各所で同様に殺人課の刑事が変死していることをつきとめる。FBIは謎の連続殺人犯を「詩人」(ザ・ポエット)と名付けた。犯人は、現場にかならず文豪エドガー・アラン・ポオの詩の一節を書き残していたからだ。FBIに同行を許されたジャックは、捜査官たちとともに正体不明の犯人を追う…。エドガー賞受賞の鬼才、マイクル・コナリーが犯罪小説の極北に挑む野心作。 感想は下巻で。 The poet by Michael Connelly
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新聞記者の主人公が、刑事である双子の兄の自殺に疑問を抱くところから、FBIの捜査に加わることになる。 自殺が実は殺人であると推理していく過程は、かなりキレ者で格好いい主人公。 しかし、一旦FBIのお仲間に入った途端、美人捜査官のことで頭がいっぱい。 元旦那とはいがみ合うし、こ...
新聞記者の主人公が、刑事である双子の兄の自殺に疑問を抱くところから、FBIの捜査に加わることになる。 自殺が実は殺人であると推理していく過程は、かなりキレ者で格好いい主人公。 しかし、一旦FBIのお仲間に入った途端、美人捜査官のことで頭がいっぱい。 元旦那とはいがみ合うし、これと言って活躍するわけでもない。 仕事が終わったら今晩どうする?みたいな感じ。 でもそこはマイクルコナリーですから、最後は巧く盛り上げてってくれるんですがね。 登場人物の名前が多過ぎて閉口し、一気に読めなかったのは、たぶんメモを取らなかった私のせいだろう。
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殺人課刑事だった兄が自殺!? 新聞記者のジャックが双子の兄の死に疑問をいだいて調査を始めると、過去にも似たような状況で何人もの刑事が自殺していることがわかり……。 ハリー・ボッシュ・シリーズでおなじみの著者による作品。主人公の職業は違えど、孤独感のなかで真相に立ち向かっていく展...
殺人課刑事だった兄が自殺!? 新聞記者のジャックが双子の兄の死に疑問をいだいて調査を始めると、過去にも似たような状況で何人もの刑事が自殺していることがわかり……。 ハリー・ボッシュ・シリーズでおなじみの著者による作品。主人公の職業は違えど、孤独感のなかで真相に立ち向かっていく展開は同じだ。巧みなミスリードに、結末のどんでん返しが鮮やかにきまる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大変残念ながら、 先に「夜より暗い闇」「天使と罪の街」を読んでしまったので、 いつものジェットコースターに乗ったようなスリル感はなかった。 しかし、その分気楽に読めたし、 ボッシュシリーズとは違うぶんたいも楽しめた。 (下巻に続く)
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ハリー・ボッシュシリーズでおなじみのマイクル・コナリーのノンシリーズ(といってものちにシリーズキャラクターになるらしいのだが)。連続殺人犯を追う新聞記者、というスリリングな筋立て。なのだが上巻前半は暗く冷たい冬の景色の中で重苦しく進行する。タイトルである「ザ・ポエット」という言葉...
ハリー・ボッシュシリーズでおなじみのマイクル・コナリーのノンシリーズ(といってものちにシリーズキャラクターになるらしいのだが)。連続殺人犯を追う新聞記者、というスリリングな筋立て。なのだが上巻前半は暗く冷たい冬の景色の中で重苦しく進行する。タイトルである「ザ・ポエット」という言葉が初めて登場するのが318ページ、とゆっくりしたペースなのだが、捜査が本格的に始まるとダイナミックに物語は動き始める。下巻が楽しみ。
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本作品はサイコ・スリラー。ボッシュ・シリーズのイメージで読むべきではないと思いつつも、被害者が警官だったり、FBIが捜査に介入してきたりと、意識下からボッシュ・シリーズを払拭することは困難だった。 あまり好きになれない独りよがりの主人公。彼が事件の取っ掛かりを掴むまでが長い。...
本作品はサイコ・スリラー。ボッシュ・シリーズのイメージで読むべきではないと思いつつも、被害者が警官だったり、FBIが捜査に介入してきたりと、意識下からボッシュ・シリーズを払拭することは困難だった。 あまり好きになれない独りよがりの主人公。彼が事件の取っ掛かりを掴むまでが長い。そのイライラも、事件の骨格が浮かび上がると解消された。素敵にサイコで凝っているストーリーは確かに面白い。展開の読めないストーリーテラーぶり、絡まってよじれていく人間関係など、コナリーらしさは見受けられるものの、全体に間延びしていて薄っぺらい印象がある。一介の記者がFBIの捜査チームに入るというような無理矢理押し込んだ苦しい展開がちょいちょい目立つ。 空騒ぎ的言動でジタバタする主人公に振り回され、解決に辿り着くのが遅い。二転三転するラストは充分予測可能。むしろ、どのタイミングでそっちに変調するのだろうと思い読んでいたくらい。クライマックスもどうだろう。内容の詰まったプロセスに比べてあまりに薄味でおざなりではなかろうか。サイコ、謎解き、人物、この三要素の混ざり具合があまりキレイではない。起承転結の「承」と「転」に重点を置いて読むともっと楽しめるのかも。
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