舞台美術・照明・音響効果篇 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
高校生の頃は、放送部で音響を担当していたほか、演劇部でも音響を担当していました。 実際にはアナウンスや配役があったこともありましたが、録音した自分の声が気持ちが悪くなり、音響担当になりました。 音響担当の先輩や後輩には、ラジオ少年がいて、小学校の頃から半田付けが得意で、ミキサなどを可変抵抗などを購入してきて自作される方もおみえでした。 先輩の指導で、音響関連マニュアルを作成したこともあります。 本書のようなプロの視点でのマニュアルではありませんが、伝統の資料になったと思います。 いきなり、プロの資料を渡されて、それを消化できない高校生も大勢いるような気もします。 大事なのは、誰に、何を、どう伝えるために、何に光を当て、何を描き、何を響かせるかだと思っています。 その心があれば、本書の資料は無駄がないので貴重だと思います。
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【内容】 舞台美術・照明・音響効果篇 各種スタッフのための実践テクニカル集。舞台美術教室、照明教室、音響効果教室を収める。イラストなどを豊富に使い、一般的な知識から、とっておきのマル秘テクニックまで教授する。
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第一巻は条件ありのお勧めなんですが、二巻はぜひ読んでみて欲しいものです。 結局美術だったり音響だったり照明だったりは、基本の知識を覚え、やりたいことができるだけのテクニックを身につけることが大切になるのですが、そしてこの本は、それらについてもきちんと説明しているのですが、そ...
第一巻は条件ありのお勧めなんですが、二巻はぜひ読んでみて欲しいものです。 結局美術だったり音響だったり照明だったりは、基本の知識を覚え、やりたいことができるだけのテクニックを身につけることが大切になるのですが、そしてこの本は、それらについてもきちんと説明しているのですが、それよりも大切なのは、美術、音、明かりへのポリシーなわけで、そこのところをきちんと書いている本にはなかなか巡り会えません。 台本を読んで、どうやって「明かりという形」で芝居と切りむすんでいくかって観点から考えると、これほど実践に即した入門書は珍しいのではないでしょうか。スタッフという名で芝居に関わっていく初心者の方にも、ぜひ読んで欲しいと思います。自分が、どうやって芝居と関わっていくのか、ハッキリと見えてくると思います。もちろん、細かいテクニックの話も、即戦力で役に立ちますが。 ちなみに三巻は、立ち読みをしてから買った方がいいと思います。
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