でも女 の商品レビュー
初の群作品。サスペンスばかり読んできたので、そこで事件起きないんかな?と思ってしまうが、日常を描くのが群ワールド。イヤミスでもなく、普通のひとの普通の生活。なんだかほのぼの。
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日常生活の負の部分をまざまざと見せつけられた気がする。 こういうタイプの小説(ネガティブが前にきすぎて心も どよーんとくる)は、苦手だ。
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下は幼稚園児から、上はわりとなお年まで。 どれもこれも、救いがないというより 現実を切り取ったので変化なし、みたいな。 一番危険そうな現実が待っているのは 最後の『お茶の味』の女。 で、収入はどうするの? と突っ込みたい。 二番目は『キャンパスの掟』かと。 ただで貰ったものほ...
下は幼稚園児から、上はわりとなお年まで。 どれもこれも、救いがないというより 現実を切り取ったので変化なし、みたいな。 一番危険そうな現実が待っているのは 最後の『お茶の味』の女。 で、収入はどうするの? と突っ込みたい。 二番目は『キャンパスの掟』かと。 ただで貰ったものほど、高いものはない。 当然と言えば当然です。 ばれたら恐ろしいですし、ばれなければ ずっとこの現実が続くわけで。 ただ、どれもこれもありそうな現実です。 こうならないよう、気をつけましょう、という 教訓によいかもしれませんが。
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ちょっと群ようこにはまってきたので、色々と読んでみる。こういう女、いるいるって感じ。いい反面教師になる(笑)
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再読。何回となく読んだ作品。 女子大生、主婦、キャリア・ウーマン、家事手伝い等々、幼稚園児までもの友情を軸とした愛すべき女たちの短編集。 面白かった〜 淡々とした書かれているところがとてもいい。
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むやみやたらにお洒落な描写や人物が出てくることもなく、ただひたすらに生々しい女の心情、生態が描かれている。怖い、しんどい、でも面白い。
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女の友情に疲れた時、女友達の悪口を言いたくなった時などに読むと一層楽しめます。 うまく言葉にできない女の嫌な感情や思想。全て群ようこの短編が代弁してくれます。「わかる!わかる!そういう女いるいる!」と、興奮気味でページをめくることと思います。 そしていつのまにか、また煩わしい女の...
女の友情に疲れた時、女友達の悪口を言いたくなった時などに読むと一層楽しめます。 うまく言葉にできない女の嫌な感情や思想。全て群ようこの短編が代弁してくれます。「わかる!わかる!そういう女いるいる!」と、興奮気味でページをめくることと思います。 そしていつのまにか、また煩わしい女の友情に楽しく戻る自分がいます。
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読み始めの作品から締め方がなんともしっくりこないな〜と思っていたので読むのをやめようと思ったんですが、いろんな女がいるのが興味深くてついつい読んでしまいました。「どうしようもない女」と「それを仕方なく受け止めちゃうどうしようもない女」。その2人が支え合って生きてて、そして私も心の...
読み始めの作品から締め方がなんともしっくりこないな〜と思っていたので読むのをやめようと思ったんですが、いろんな女がいるのが興味深くてついつい読んでしまいました。「どうしようもない女」と「それを仕方なく受け止めちゃうどうしようもない女」。その2人が支え合って生きてて、そして私も心のどこかにどっちの要素もあるなと気づいたとき、苦い味がいしました。
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ジタバタしながらそれなりに懸命に人生を送っている女たちを軽快に愛を込めて描く短編集。こういう女いるいる!と気付いたら引き込まれている。なんか女友達と居酒屋でおしゃべりしているような感覚。すきだなぁ。
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ほんとに、こういう女いるいる…って感じ。 誰しもが感じたことのある、言葉でうまく言い表せない感情やその場の雰囲気を文章で伝えてくれる。 何かどうしても伝えたいことがある、というよりは、日常生活でよくある出来事を書き綴った感じで、だから何?ってなることも多々。 林真理子の「死ぬ...
ほんとに、こういう女いるいる…って感じ。 誰しもが感じたことのある、言葉でうまく言い表せない感情やその場の雰囲気を文章で伝えてくれる。 何かどうしても伝えたいことがある、というよりは、日常生活でよくある出来事を書き綴った感じで、だから何?ってなることも多々。 林真理子の「死ぬほど好き」と違って自分の日常により近くて、ある意味ぞくっとする。
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