いくつもの週末 の商品レビュー
再読。 結婚生活に関するエッセイ。 やっぱり結婚しているからか、小娘の頃に読んだ時よりも内容に納得した。 以前読んだ時は、結婚なんていいこと一つもないやんかって軽く絶望したけれど、今は分かる分かる、結婚した男の人って万国共通なんやろうかって思ったり、絶望的な言葉の中に、それでもこ...
再読。 結婚生活に関するエッセイ。 やっぱり結婚しているからか、小娘の頃に読んだ時よりも内容に納得した。 以前読んだ時は、結婚なんていいこと一つもないやんかって軽く絶望したけれど、今は分かる分かる、結婚した男の人って万国共通なんやろうかって思ったり、絶望的な言葉の中に、それでもこれを続けていくだけの幸福を見出すことができた。 でも、真剣に読んで深刻に考える読み方はいけないなーと気をつけ、ダラダラと読みました。
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作家さんの結婚生活が知りたくて読みました。 よくある「仲が良くて幸せ」とかの表面的なものではなくて、包み隠さない内容が良かった。 この本を著者が結婚生活の中の「航海日誌」と表していることにも面白さを感じられます。
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■あらすじ。 江國香織さん自らの夫婦生活を語ったエッセイ集です。 ■読書感想文。 江國香織さんの著書を読んだのは、これが初めてだったのですが、実に良かったです。 ほとんど無知識で借りて読んでいたので、最初はフィクションなのかなという位、小説的なタッチで描かれていて、途中まで夫婦...
■あらすじ。 江國香織さん自らの夫婦生活を語ったエッセイ集です。 ■読書感想文。 江國香織さんの著書を読んだのは、これが初めてだったのですが、実に良かったです。 ほとんど無知識で借りて読んでいたので、最初はフィクションなのかなという位、小説的なタッチで描かれていて、途中まで夫婦の物語を綴った短編集だと思ってしまったほどです。 それほど実に繊細に心理描写を綴ってエッセイとしてしたためているので、詩的な心情の流れが心地よく、この女性(江國香織さん)に遂惚れてしまいそうになる程、魅力的な文章と存在でした。 これを機に、江國香織の小説著作も少し読んでみようと思ってしまいました。
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17個のお話のつまったエッセイ。 そのなかでも、一番心に残ったストーリーが「色」。 「恋人とすごす夜の甘やかな親密さではなく、ただ一緒に眠るときの男の人の腕が一体どんなに心地いいものか。男の人の単純、男の人の複雑。男の人の寛容、男の人の安心。そして、起きたり眠ったり、歩いたり水を...
17個のお話のつまったエッセイ。 そのなかでも、一番心に残ったストーリーが「色」。 「恋人とすごす夜の甘やかな親密さではなく、ただ一緒に眠るときの男の人の腕が一体どんなに心地いいものか。男の人の単純、男の人の複雑。男の人の寛容、男の人の安心。そして、起きたり眠ったり、歩いたり水をのんだり窓の外をみたり、話したりためいきをついたりあきれたり、どなったり怒ったり無関心だったりするそのいちいちが、一つ一つ全部色つきだということ。」(いくつもの週末「色」より)
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だいぶ読み進めてから、「あっ、これ、読んだことあるある」と思い出しました。 まだ、学生の頃だったな。 今のほうが、もうちょっとリアルに読めてるかも。 言葉の流れが美しい、江国節炸裂。 結婚してみたいなあ。 ステキなだんなさんなんだろうな。
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素敵過ぎる。あたしはやっぱり江国さんが好き。そして江国さんの描く人も好き。どんな人でも素敵に見せてしまう力が江国さんにはあると思う。なんかもうほんと素敵過ぎて2回も読み直してしまうぐらいの1冊。こんな素敵な結婚生活、わたしもしたい。もちろんこの本には描かれてない小さな些細な、でも...
素敵過ぎる。あたしはやっぱり江国さんが好き。そして江国さんの描く人も好き。どんな人でも素敵に見せてしまう力が江国さんにはあると思う。なんかもうほんと素敵過ぎて2回も読み直してしまうぐらいの1冊。こんな素敵な結婚生活、わたしもしたい。もちろんこの本には描かれてない小さな些細な、でも悲しくて苦しくて嫌になっちゃうことがあったのかもしれないけど、それでもすごく素敵。どうしよう。そのくらい素敵。女心を素直に飾らずに忠実に、そして美しくもろく、書き出しています。
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江國香織さんが結婚されて、2年目くらいの、夫婦生活を書いたエッセイです。 いつものタッチで書いている。つかず離れず、でも、どんなに離れていても、夜は旦那とくっついて寝ると言うところが彼女らしいと思う。仲の良い普段の様子が良く伝わってきます。 途中引用されている中島みゆきさんの歌...
江國香織さんが結婚されて、2年目くらいの、夫婦生活を書いたエッセイです。 いつものタッチで書いている。つかず離れず、でも、どんなに離れていても、夜は旦那とくっついて寝ると言うところが彼女らしいと思う。仲の良い普段の様子が良く伝わってきます。 途中引用されている中島みゆきさんの歌詞は、「彼女の生きかた」です。
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嘘と本当を織り交ぜた(ようにおもえる)著者の結婚のおはなし。 シビアで甘く、そして苦く。 二人で紡ぐ日常は、当たり前ながら、多層的だ。
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夫と2人暮らしの結婚生活のエッセイ。流れ行く日常で、垣間見える結婚した男女の行き違い。結婚している人はかなり共感ができるはず。
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