コピー・ジャック の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
天才科学者ウォン博士が爆弾テロにより意識不明に。その1年後…軍人に襲われていた少年リーは、青年・ランディに助けられる。二人は共同生活を始めるが、実は二人はウォン博士が作り出した博士のクローンと戦闘用改造人間だった…。 私がまだ腐ってない中学生のとき読んだBLをふと思いだしついでに登録。BLと知らずに買ったという…危険なコバルト文庫(笑) なぜ思い出したかというと、ノーベル文学賞のイシグロ氏がクローンの話を書いていると知り、昔こんなテーマのBL読んだなぁと。 なぜクローンを作り出す必要が?という理由に当時はすごい衝撃だったんですが。下世話ながらこのネタについてどちらが早かったのだろう?と調べてみると、綾乃先生でした。まず、クローンがクローズアップされたのは羊のドリーからだろうと仮定して、1997年2月以降の作品となるとこの作品が同年9月に出版されたのには驚き。もしかしてこの着想はラノベ(しかもBL)である今作が始めてなのでは?と20年越しに衝撃を受けたのでありました。
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