タイル の商品レビュー
一貫して狂っていた。 私には共感しきれなかった。 どの人たちも、いまいちリアリティを感じられず、気持ち悪さだけが残った。
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この人の作品、精神的に痛いっていう印象なんだけど、これは肉体的にも。タイルっていう小道具が、次第に怖くなっていく。浮いた感じというか、実態の薄さも、不気味さをさらに強めている。
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ん~相性が悪い。 文章が好きになれない。 狂気、不気味さは伝わるけど、文章がすんなり 入ってこないから読み終わっても「だから何?」と しらけてしまった。
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とても面白かったです。 ミステリー、なんでしょうか。どちらかと言えばグロテスクな方に入るのかな。 少し読む人を選ぶ本かもしれません。 しかしラストの展開には舌を巻くものがありました。伏線の回収が見事としか言いようが無い。 また描写も一級品で、物理的な描写も、精神面での描写も人間の...
とても面白かったです。 ミステリー、なんでしょうか。どちらかと言えばグロテスクな方に入るのかな。 少し読む人を選ぶ本かもしれません。 しかしラストの展開には舌を巻くものがありました。伏線の回収が見事としか言いようが無い。 また描写も一級品で、物理的な描写も、精神面での描写も人間の本質的な物が見え隠れするような。そんな生々しさを感じました。 …余りにも生々しく、途中で読むのを中断してしまいそうになる程でした。
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なんというか。怖いといえば、怖い話でした。 ただ酷い虚無感というか、喪失感というか…とっても陰気な気持ちになりました。途中で投げ出そうかと思いましたが、まさかああいう展開で持っていくとは思わず、結局読みきってしまいました。 まさか彼女を殺すとは…。 読む人を選ぶ本です。
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恐くて暗くてグロくてそしてすごい痛い。でもそれらを感じることは生きていることに繋がるのだから、助けてくれているのかもしれない本。
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304号室に住む男は、女と情交を重ね、部屋中にタイルを貼っていく。男と女の生と性を大胆に描いて、人間の深淵に迫る野心作!純文学なのにホラー。狂気、殺意、ストーカー、監禁…現代日本の日常にひそむ恐怖を描いた茶川賞受賞第一作。
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