縄文人とおばさん の商品レビュー

野村実(著者)

2019/12/02

酒乱の父が夜になると暴れるため、勉強もろくにできないままに高校を中退することにした実。

大学進学を目指す愛しい彼女と、心優しい友人や厳しい言葉をかけてくれながらも心配してくれた先生たち。

家出した兄と、日中は優しいのに酒で豹変する父と、それを支える母と、近所に住んでいる叔母さん。

あてもなく暗い夜道を歩いていた日々から、徐々に明るい方向へと家族の関係が良くなっていくまで。

縄文人とおばさんのゆるい日々かと思ったら、全然ちげーっ！！！！

最後の方のSF小説の話も謎だった。
そして著者の情報がまったくネット上に存在しない謎。
謎すぎる小説。