花から花へ の商品レビュー

高橋英夫(著者)

2011/09/19

以下の文章は、まだ本の内容とは全然関係のない、ブックオフとか図書館の話です
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刊行後半月もしないうちに、ブックオフではほとんどきれいなままで、半額か半額以下の値段で出ているのはご存知ですよね？

そして、希少価値のある本でも、古い本とか、あまり一般的には読まれそうもない本は大抵うれしい105円だということも。

以前から書名だけは知っていて読みたかった2,350円するこの本が、105円でブックオフの書棚にあった時は思わず歓声を上げたものです。

私は、どうしても新刊・古書両方の書店で手に入らないものは、やむを得ず図書館で借りることがありますが、基本的に手元に置いて読む方です。

何度か借りた本で、読み解けなくて何度も何度も、続けて1年近く借り続けたことがありましたが、司書の方によっては、あなただけが独占してはいけませんと言って貸してもらえないこともあります。

その本の履歴を調べても、私以外借り出したことはもちろん手に取られたこともない本でも、建前の方が大事という訳です。

親切な司書の方は、1日延滞したのを知って、まだ読み終わってないのだとばかりに自ら再貸出しの手続きをして下さる場合もあります。お礼に伺うと、万人の読書の権利を守ることも大切ですが、本にほこりをかぶって寂しい思いをさせるより、あなたのような読む人には誰よりも便宜を図って差し上げる配慮が必要だと考えます、という嬉しい言葉を頂きました。

あ、ところで、私は図書館のカードを合計10枚持っていますが、皆さんはどうでしょうか？

つまり1箇所ではなく、近隣の市や近県の、自分で来館可能な図書館10館分ということです。これは別に住んでいなくても、通勤とか通学とかの理由で、そこの館長や、応対して下さった司書の方の裁量で、他県や他市の人でもOKという訳で、私の場合、往復電車賃が1800円かかる図書館も蔵書の魅力で通っている所もあります。

図書館によって色々な特色を持っていて、そこにしかない蔵書というのもあるので侮れませんし、今までに特殊なテーマを調べる際に、全部にお世話になって合計120冊借り出したこともありました。この時ほど、無料で資料を貸してもらえる有難さを味わったことはありません。

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