精神鑑定の事件史 の商品レビュー
人を殺す者が正常な精神である場合があるのか。罰せられる精神と治療に値する精神の境はどこか。的確な答えはないが、興味深い。
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戦前や外国の事件で精神鑑定が問題となった事件について。法制度は違うけれど考え方は共通している。レーガン大統領を撃った男や、ロシア皇太子襲撃事件(大津事件)、津山事件、夢遊病殺人の話など…どの章も興味深かった。むずかしい。。。事件を事後的にどのように精神医学的に解明・説明するか。興...
戦前や外国の事件で精神鑑定が問題となった事件について。法制度は違うけれど考え方は共通している。レーガン大統領を撃った男や、ロシア皇太子襲撃事件(大津事件)、津山事件、夢遊病殺人の話など…どの章も興味深かった。むずかしい。。。事件を事後的にどのように精神医学的に解明・説明するか。興味深いけど何のためにするのかっていったら、後の同様の症状による犯罪を防ぐためなんだろうか。
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[ 内容 ] 異常な犯罪が起きるたびに話題になるのが精神鑑定。 しかし、精神鑑定は期待されるように、出来事の真相を明らかにできるのだろうか。 本書は、レーガン元米大統領暗殺未遂事件、多重人格者の連続殺人、哲学者の妻殺し等々、社会を揺るがせ、鑑定人を悩ませた有名な事件を取り上げる。 貴重な資料や証言をもとに犯行と裁判の経過をふり返り、精神鑑定のむずかしさを浮き彫りにしながら、異常な事件を生んだ心の世界を探る試みである。 [ 目次 ] 序章 精神鑑定の舞台裏 第1章 レーガン大統領を襲った男 第2章 演技する犯罪者 第3章 ロシア皇太子襲撃事件の謎 第4章 大量殺人犯とガウプ教授の奇妙な関係 第5章 哲学者アルチュセールはなぜ妻を殺したか [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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