鏡の中、神秘の国へ の商品レビュー
わたしは、何のために生まれてきたのか? それは誰も教えてくれない。 だって、わたしには生まれてきて 成すべきことなんてないんだから。 でも、命にはこれ以上ないくらいの 輝きと感動と尊さがある。 その命がなければ、 この世の何も感じることは出来ない 何かを感じられるということは...
わたしは、何のために生まれてきたのか? それは誰も教えてくれない。 だって、わたしには生まれてきて 成すべきことなんてないんだから。 でも、命にはこれ以上ないくらいの 輝きと感動と尊さがある。 その命がなければ、 この世の何も感じることは出来ない 何かを感じられるということは、 生きているという証だ。 色々と思い悩んでしまうのは、 それはないはずの答えをずっと探していたからだ 生きている意味を探すのは、 ある意味不毛な問いなのかもしれない。 感じることは、私自身の命の存在を確認することだ。 そこには、何の意味もない。 でも、ちゃんと感じている私は、確かに存在する。 それを味わって生きること、 そういうこどを教えてもらった。
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なんか、「ハロー」と似てる。 天使があんまり天使っぽくないのよね。 哲学書、ではないんでしょうね。別の考え方をしてみよう、という意図は伝わるしそこは面白いと思った。 個人的にはもっとファンタジー!とか、別の世界に連れて行ってくれる、というのが良かったなあ。
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病気の少女と天使の交流。 最後は、やはり・・・という感じで、ちょっとせつない。 天使との会話が面白い。 天使が真夜中にスキーに連れだすなんていうのは、まさにファンタジー。
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死の間際の少女と、天使のお話 天使の描写が独特で、天使というと神の使い、完璧な存在というイメージですが、実は人間の感じる感覚がわからない?という設定 天使ってそうなんだと妙に納得してしまいます。 死ぬってどういうこと?なぜ永遠に生きられないのか? 考えさせられるお話でした...
死の間際の少女と、天使のお話 天使の描写が独特で、天使というと神の使い、完璧な存在というイメージですが、実は人間の感じる感覚がわからない?という設定 天使ってそうなんだと妙に納得してしまいます。 死ぬってどういうこと?なぜ永遠に生きられないのか? 考えさせられるお話でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中学生の頃に初めて読んだ哲学系 とても感銘を受けて哲学ってすげー!っと思った記憶が 我々はこの世に生まれたのではなく 生まれた瞬間に世界をプレゼントされたんだ という考えにすごく感動した・・・・ような気がするがそんなこと書いてあったのか今となっては、、なので再読する機会があれば15年ぶりに再読したい。
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大学時代の読書本。 ヨースタイン・ゴルデル氏の小説である。この人のは、高校の時に読んでいた。 当時のノートには、最後のシーンがしんみりしたと書いてある。
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重い病気で寝たきりの少女・セシリエの前に、ちっちゃな天使アリエルが現れた。 生きることも死ぬこともない世界にいるアリエルと、 やがて消えゆく肉体を持って生まれたセシリエ。 生と死について、心と体について、純真な少女と天使の会話は、 まるで宇宙の広がりのように深まっていく。 学...
重い病気で寝たきりの少女・セシリエの前に、ちっちゃな天使アリエルが現れた。 生きることも死ぬこともない世界にいるアリエルと、 やがて消えゆく肉体を持って生まれたセシリエ。 生と死について、心と体について、純真な少女と天使の会話は、 まるで宇宙の広がりのように深まっていく。 学校の図書館にあって読みました。 正直、これはちょっと難しかった(´Д`;) 結局一回しか読めてナイんで、出来ればもう一回ゆっくり読みたい作品です。 考えれば考える程、頭の中がこんがらがった(笑)
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いつものように、哲学を織り交ぜた物語です。 病気でずっとベッドの中にいる少女と、突然姿を現した天使の会話でお話は進んでいきます。 でも、ずっと対話で人間とは何か、生とは何か、と語っているだけのような感じがするので、カード・ミステリーとかの方がストーリーとして楽しめたかな、と思いま...
いつものように、哲学を織り交ぜた物語です。 病気でずっとベッドの中にいる少女と、突然姿を現した天使の会話でお話は進んでいきます。 でも、ずっと対話で人間とは何か、生とは何か、と語っているだけのような感じがするので、カード・ミステリーとかの方がストーリーとして楽しめたかな、と思います。 あまり直視したくない現実について、突き詰めているから面白く感じられない、とも言えますが(^-^;
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ストーリーを見る限り、よくあるような話の内容だと思われる方が多いと思います。 寝たきりの少女に天使が・・・という文章を読めば荘思うでしょう。 私も最初はそう思いました。 でも、これは違います。 ストーリーはよくある感じですが、哲学に関する部分が、 様々な場面に出てきて 子供はも...
ストーリーを見る限り、よくあるような話の内容だと思われる方が多いと思います。 寝たきりの少女に天使が・・・という文章を読めば荘思うでしょう。 私も最初はそう思いました。 でも、これは違います。 ストーリーはよくある感じですが、哲学に関する部分が、 様々な場面に出てきて 子供はもちろんのこと、大人にとっても興味深く読めます。 一方で、なかなか意味が深い部分があるので、理解するのが難しいと感じるところもあります。 聖書の件が、本を開けるとあるので、宗教色が強いのかと思いきや そんなことはありません。 ところどころ、聖書のお話は出てきますが 聖書の枠だけに収まることのない、 著者自身の考えが、登場人物の天使を通して語られています。 この作品を読んでいて、とても考えさせられた部分が二つあります。 ●1つ目はp.65-66の部分。 「わたしたちがこの世界にやってくるのではない。世界がわたしたちのところにやってくるのだ。生まれるということは、世界をそっくりプレゼントされるということ。」 ⇒この部分はとても興味深かったところです。 生まれるということは、この世に出てくるという観念をずっと持っていました。 でも、天使の言うことは違います。この世が命を持つもののところへやってくるという。 ちょっと視点を変えると、こんな面白い発想になる。 でも、結論は同じ気がしました。 この世に来ても、この世をプレゼントされても、 この世でのスタートとゴールは、やっぱり決められているのだなぁっと思います。 ●二つ目はp.98の部分 「神さま自身が何十億何百億もの眼を持っているんだよ。たぶん、神さまは何十億何百億の小さなレンズを、自分が創造したものたちにばらまいたんだ。いつも、自分の創造物を何十億何百億ものいろんな角度からながめていられるようにね。たとえば、人間は何百メートルも水に潜ることはできないから、神さまは魚にも眼をあたえた。人間は飛ぶこともできないから、空にはいるでも鳥の目が、命あるじゅうたんのように広がって、地上を見下ろしている。」 ⇒読んでいて、素直に面白いなっと思った。 でも、わたしたちの目が、神さまの目なのであれば、 あの世に行ったとしても、この目が見た記憶は失われないのかなぁっと思った。 大切な人たちの顔を忘れないでいられるのかなぁっと。 できれば、思ったこと、感じたことも、神さまのレンズに写しておけたらいいのにな。 そして・・・ わたしたちは、神さまが作った、限られたレンズの能力を超えて 空からの景色を見ようとし、海底の様子を見ようと 日々、試行錯誤してる。 こんな人間たちを神さまはどう思っているんだろうな?(笑) たまには、こんな本を読んでみてはいかかでしょうか? 死から生を考える哲学の内容ではあるけれど、 こんな堅い感じは全くありませんでした。
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20080711 ネタバレ含む。・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・...
20080711 ネタバレ含む。・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (まさかゴルデルが子供を死なすとは思わなかった。 これは魂の、存在の死ではないのだろうけれどそれでも彼女は人でなくなった。 なにかすごくショックを受けている自分がいる。 クリスマスの奇跡的なそんなハッピーな話は彼は書くまいとは思っていたけどもまさか。)
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