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バレエダンサー(上) の商品レビュー

4.6

12件のお客様レビュー

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    7

  2. 4つ

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2023/12/17

 英国生まれの少年、主人公デューン13歳王立バレエ学校の生徒。ロンドン、ロイヤル劇場でのガラ公演の幕が上がるシーンから物語は始まる。  あらすじは…姉クリスタルのバレエレッスンについていくうちにバレエに惹かれていくデューン。当時男性のバレエダンサーの少ない時代、偏見と誤解にさらさ...

 英国生まれの少年、主人公デューン13歳王立バレエ学校の生徒。ロンドン、ロイヤル劇場でのガラ公演の幕が上がるシーンから物語は始まる。  あらすじは…姉クリスタルのバレエレッスンについていくうちにバレエに惹かれていくデューン。当時男性のバレエダンサーの少ない時代、偏見と誤解にさらされながらもデューンは才能を発揮していく…  なんでこの話が好きかと考えると…デューンのひたむきさが周りの人を巻き込んでいくところかな。「バレエが好き!音楽が好き!芝居が好き!」という一途な気持ちを持ってる人のことを応援したくなるんですよね。弟の才能に対する姉クリスタルの屈折した気持ちにも共感します。下巻も楽しみに♪

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2023/10/28

岩波のシンデレラは・・・という本で解説されていた本である。ただし原題の木曜日の子どもたちというタイトルであった。どの程度の人が読んでベストセラーになっていたかがよくわからないが、初めて読んだ気がする。  バレエダンサーとして母親の期待を受けて教育された姉のクリスタルに対して、まっ...

岩波のシンデレラは・・・という本で解説されていた本である。ただし原題の木曜日の子どもたちというタイトルであった。どの程度の人が読んでベストセラーになっていたかがよくわからないが、初めて読んだ気がする。  バレエダンサーとして母親の期待を受けて教育された姉のクリスタルに対して、まったく顧みられなかったディーンがバレエ専門学校の試験に合格するという場面で終わる。

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2020/08/31

家族の関わり方やピアノへのアプローチなど丁寧に描かれていて,デューンの才能が花開いていくのがわくわく物でずっと応援しながら読んだ.

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2024/01/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

3回目再読。ゴッデンは大人になってから出会った貴重な作家、なかでも「台所のマリアさま」と「すももの夏」は私にとって宝物のような作品。今回は先日読んだばかりの「シンデレラはどこへ行ったのか」で取り上げられていたのでまた読みたくなった。2度目に読んでからなんと16年の歳月が…

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2019/04/08

図書館の区分けが「児童書」であり、しかも本を開けるとすべての漢字にルビが振られている上文字も大きく、これは失敗したかな?と思ったのもつかの間、古典的な”醜いアヒルの子"なストーリーながらも表現も豊かでついのめり込んで読んでしまった。 オープニングがいきなりすぎて、なにな...

図書館の区分けが「児童書」であり、しかも本を開けるとすべての漢字にルビが振られている上文字も大きく、これは失敗したかな?と思ったのもつかの間、古典的な”醜いアヒルの子"なストーリーながらも表現も豊かでついのめり込んで読んでしまった。 オープニングがいきなりすぎて、なになに?ってついていけなかったが、あーなるほどと、つかみが良い。 下巻が楽しみだ

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2013/10/07

舞踊の天才なのに両親に認めてもらえない、みそっかすな男の子とダンサーを目指すお姉さんの物語。物語はさくさく読めて、「小さな子供の手でショパンのノクターンはないだろ?」とは思いましたが;;人生や舞踏について、要所に意味深い言葉が出てくるので、お気に入り図書になりました。下巻も読みま...

舞踊の天才なのに両親に認めてもらえない、みそっかすな男の子とダンサーを目指すお姉さんの物語。物語はさくさく読めて、「小さな子供の手でショパンのノクターンはないだろ?」とは思いましたが;;人生や舞踏について、要所に意味深い言葉が出てくるので、お気に入り図書になりました。下巻も読みます(^^*)

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2012/01/09

上下巻あり。久しぶりに良かった!やっぱり。ルーマー・ゴッテン好きです。兄弟の育てられ方に疑問はあるが、だからこその設定ですし、下巻で大きくなったお姉さんのクリスタルの心理描写とか、乗り越え方なんかが思春期の子にはとても読んでおいて欲しいように思います。 表紙の絵がほわっと柔らかす...

上下巻あり。久しぶりに良かった!やっぱり。ルーマー・ゴッテン好きです。兄弟の育てられ方に疑問はあるが、だからこその設定ですし、下巻で大きくなったお姉さんのクリスタルの心理描写とか、乗り越え方なんかが思春期の子にはとても読んでおいて欲しいように思います。 表紙の絵がほわっと柔らかすぎるのが、内容に合っていない気がして残念。中のイラストは武田美穂さんですが、ますだくんとは違うタッチで良かったです。

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2010/09/11

小学生の時に読んだ本。 当時は私もバレエをやっていて、だけど男の子がやってるのは全然見たことがなくて。確かそういう意味で興味を持った本だと思う。 読み返したくなって図書館で借りてきた。 借りてきてよかったと思った。下巻が楽しみ♪

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2010/04/06

設定はありきたり。けれどそのありきたいな雰囲気を持ったまま、魅力的な作品へ変わった作品だと思う。 バレエとピアノ以外に才がないデューン。だけどそれこそ最大の才であって、ひた向きに愛されようと、自分の好きなように生きようとする姿は鮮烈で心惹かれるものがある。 上巻ではあまり良い所の...

設定はありきたり。けれどそのありきたいな雰囲気を持ったまま、魅力的な作品へ変わった作品だと思う。 バレエとピアノ以外に才がないデューン。だけどそれこそ最大の才であって、ひた向きに愛されようと、自分の好きなように生きようとする姿は鮮烈で心惹かれるものがある。 上巻ではあまり良い所の出ない印象だった姉、クリスタルも読み返してみれば、最初のあどけなさや、純粋さは非常に愛らしい。 上巻故のここからどう展開していくのかと期待させる終わり方である。

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2009/12/12

みんなに注目されて、愛されて育つ姉の影で、あまり省みられずに育った少年デューンがバレエと出会い、その才能を目覚めさせていく物語。 デューンのまっすぐさがまぶしい。 映画「バレエ・ダンサー」と少し重なる雰囲気。

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