怪奇博物館 の商品レビュー
35歳の大学助教授の…
35歳の大学助教授の令子、助手を務める27歳の哲平。実はこの二人恋人同士。ある日、狼男の仕業といわれる殺人事件が発生。信じられない二人は、事件に首を突っ込んで―。二人が協力して立ち向かう不可思議事件の数々。ホラー短篇集。
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大学助教授の令子と助…
大学助教授の令子と助手の哲平。年上女と年下男の恋人同士が主役です。ミステリーと融合したホラー小説。角川ホラー文庫です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
赤川次郎の少年時代の経験に、よほど暗い事があるのか、 しばしば赤川次郎の怪奇ものは読むのが怖くなることがあります。 最初の「狼男 町を行く」は、 ほかの殺人事件ものとさほど変わりがないような、 一部推理も入って,標準的な赤川次郎作品だと感じました。 怪奇ものを描けるから,根明なものも描けるのだということが分かりました。
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ホラー文庫にはなっていても、ホラーらしいホラーというよりはミステリーホラー。 大学助教授とその助手が主人公で進むものと、そうでないものの混合で全7作の短編集。 特に大学助教授達が主人公な話がミステリーに近い感じ。
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