生家へ の商品レビュー
エッセイ、かな。作品1、作品2、・・・という味気ない題名が変わっている。 人間はここまで堕落できるものかという生活が書かれている。こんな生活を送った人ってここまできちんとその生活を記すことが普通できないものじゃなか。その点で貴重な読み物といえる。戦争中の話といえば、戦争という逆境...
エッセイ、かな。作品1、作品2、・・・という味気ない題名が変わっている。 人間はここまで堕落できるものかという生活が書かれている。こんな生活を送った人ってここまできちんとその生活を記すことが普通できないものじゃなか。その点で貴重な読み物といえる。戦争中の話といえば、戦争という逆境に絶えて生きている人たちの話ばかりだったけれど、この本には辛くて押しつぶされてしまった人の話が書いてあった。そういう話ははじめて読んだ気がする。とてもリアルで心に残ります。
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