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ウイルス・ハンター の商品レビュー

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2019/02/11

1995年、ザイールのキクウィトでのエボラ出血熱発生に、アメリカのCDC(疾病対策センター)が医師・研究者を派遣した。彼らの活躍を綴るとともに、CDCの活動と、その成り立ちから組織が拡大する様を紹介した本。 だいぶ前に出版された『ホット・ゾーン』(リチャード・プレストン著)は、...

1995年、ザイールのキクウィトでのエボラ出血熱発生に、アメリカのCDC(疾病対策センター)が医師・研究者を派遣した。彼らの活躍を綴るとともに、CDCの活動と、その成り立ちから組織が拡大する様を紹介した本。 だいぶ前に出版された『ホット・ゾーン』(リチャード・プレストン著)は、あまりの面白さに上下巻をあっという間に読んだことから、かなり期待して読んだ。しかし、この本はどちらかというとCDC組織について描かれており、「この先どうなるの?」というようなワクワク感は持てないまま読み終わってしまった。ちょっと物足りない。

Posted byブクログ

2014/10/07

[ 内容 ] キクウィトで奇病が発生したという知らせがCDCに届いたのは、1995年5月6日土曜日の午後4時のことだった。 電話の主はザイールの私設病院で働くアメリカ人女性医師。 「すでに1000人ないし2000人が発病中か死んだか危篤状態。症状は、発熱、血液混じりの下痢と、手の...

[ 内容 ] キクウィトで奇病が発生したという知らせがCDCに届いたのは、1995年5月6日土曜日の午後4時のことだった。 電話の主はザイールの私設病院で働くアメリカ人女性医師。 「すでに1000人ないし2000人が発病中か死んだか危篤状態。症状は、発熱、血液混じりの下痢と、手のほどこしようのない出血、76年に報告されたエボラ出血熱にそっくりなのよ!」 病原体と人間との闘いを統括する世界最大の作戦本部であり、世界中のあらゆるウイルスと細菌の収容所であり、地球上の対疫病部隊の中枢であるアメリカCDC(疾病対策センター)。 その活動の全容を、ドキュメンタリー・タッチで報告する迫真のノンフィクション。 [ 目次 ] プロローグ 母と娘 1 呼び出し 2 エージェンシー 3 「一大事です」 4 キクウィトへの劇的な到着 5 レディー・バード来たる 6 最後の頼みのラボ 7 エボラ・フィーバー 8 患者ゼロ号 9 森 10 「新興感染症」という皮肉 11 大いなる撤退 12 ウイルス・パラノイアの黄金時代 エピローグ 潜行する病気 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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