醜形恐怖 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
自分の一部が醜いと思う心理は誰にもある。しかし、それが異常に高いと日常生活が正常に送れなくなる。つまり、病気と判断されるのだが、その境界線は幅が広いだろうとは想像出来る。太っていないのに太っていると感じる。醜くはないのに醜いと思っている。臭いがきつい、背が低い。人にはそれぞれこだわりがあって思い込んでいく。そうした人は一刻も早く医者に相談すべきだ。
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実際の症例をあげながら、醜形恐怖のメカニズムを探っていく。「認められたい」「愛されたい」という願望を受け入れられないとき、その要因を自分の外見、容貌に帰結させる。劣等感を外見の問題に集約させる。そうやって、一応の問題点をあげれば、根本の原因である劣等感に向き合わずに済む、自分は安...
実際の症例をあげながら、醜形恐怖のメカニズムを探っていく。「認められたい」「愛されたい」という願望を受け入れられないとき、その要因を自分の外見、容貌に帰結させる。劣等感を外見の問題に集約させる。そうやって、一応の問題点をあげれば、根本の原因である劣等感に向き合わずに済む、自分は安心出来る。要するにスケープゴート。読んでて、なるほどと思わせられた。
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