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イノセント の商品レビュー

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2013/07/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 うーん、そうくるか。  ラストで驚かなかった試しがないやあ  この人の話は。  犬飼は割と臆病なところがあるのかな。  那多を試しているみたい。  彼にとっては那多も新免もそれぞれに  特別な存在なんだろう。  ただ、新免という可能性に費やすパワーの  方が大きくて、その結果那多に迷惑をかける。  ちなみに自分は何してもいいけど、  那多には許さない。  …最低だなあ(笑)  でも、めちゃくちゃだけど、なんか素で男!  っていう生き物として人生を全うしてるあたり、  那多はじめ多くの女性がひっかかるのでは  ないだろうか。  最後の告白の部分とかずるい。  だめ男に変わりはないけど。  そして、新免は、自ら那多の願いを  叶えたのだと思う。  あれは、人工知能のプログラムのせい  なんかじゃなかったと思う。  問題の答えを出したのが、新免自身だったと  しても人工知能の「勉強」の成果だったとしても、  最後に結論を出したのは新免だと思うんだ。  だって、そうじゃなきゃ怖すぎる。

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2010/07/21

人工知能の省吾と新免はどこまで人格がリンクしてるのだろう。犬飼と那多、犬飼と新免、それぞれの愛の形がとても不思議で哀しかった。

Posted byブクログ

2009/10/07

数年ぶりに再開したかつての恋人が紹介してきたアルバイトは、コンピュータ内の少年プログラムに教育するというものだった。戸惑いつつもそれを受け入れる教師那多。人工知能・陰謀・殺人・性愛・教育・さらに入り組む愛の多角形。若干散漫な印象。

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2009/10/04

学生時代の二人に、懐かしのコバルト文庫『追いかけてはいけない』を思い出した。改めて読んでみるとかなり図子さんはゲイ率高い。

Posted byブクログ

2009/10/04

ご本人は、ただカッコイイ女主人公を書こうと思ったと仰るだけあって、ヒロインがとても凛々しい。そのヒロインに釣り合うだけ、対をなす男も…またかっこいい。ヒト対ヒトの関係でしか生きてはいかれないが、その織り成す模様はあまりに多様で苦しいこともある。ひりつくような恋愛小説。

Posted byブクログ