よくわかる宗教学 の商品レビュー

ひろさちや(その他)

2021/05/09

とにもかくにも初心者向けの1冊。
宗教学、とタイトルにありますが、宗教を研究するための本ではなく、宗教とは何ぞや？という基本のきを軽妙な語り口で紹介してくれる本です。
まだ1回流し読みをしただけなので細かく語るのは難しいのですが、宗教の持つ（と思われる）ファンタジックで神秘的で、どこか地に足のつかない雰囲気を見て惹かれてしまった私のような宗教学超初心者を寛容に甘やかしつつ、少し学問としての宗教の見方に近づけてくれるような、そんな印象を受けました。
全体で223pと薄く、またそこかしこに散りばめられた小ボケのおかげで頭がパンクする前にさらっと読み切ることができます。とりあえず、気軽に選ぶ最初の一冊としては良いのではないでしょうか。

2009/10/04

軽い調子で書かれた宗教学の入門書です。はじめに「宗教でやけどをしないために」と書かれています。はっきり言うと、対新興宗教用の本です。だから、カリスマの条件とか宗教ブームの背景とかにもページを割いていて、おもわず、ほほぅとなります。あと「神々の履歴書」でさまざまな宗教を解説しているのですが、これが実も蓋もなくて（笑）ヒッジョーに笑えました♪