アメリカの教育 の商品レビュー

村田鈴子(著者)

2011/10/11

アメリカの大学の問題点
○4年制大学のお金が高い
○学部レベルの教育
→学部教育が過度に職業志向的傾向を強めている。
→カリキュラムの統合性が失われてきた。
→人文系の学問が軽視されている。
→大学は市民としての役割を積極的に果たす意欲と能力を備えた人材の育成を行っていないこと。

高度で普遍的な知識の伝達、民主主義社会の市民としての資質の育成および人格の統治にあるとされ、このような教育を通して、「教養人」の養成が学部教育の機能であり、目的であった。このような学部教育の社会的合意は1960年代に希薄化。

学部レベルの教育が軽視され、大学院教育に重点を置いている。

全体的に原因の根本は、大学経営の財政にあると考えられる。