愛ゆえの罪 の商品レビュー

リン・グレアム(著者),竹本祐子(訳者)

2013/06/14

ボリビア人の男にとって、女とは娼婦か天使かのどちらかでしかない。
天使のような娘だと思ったのに、彼女はふしだらな女だったと、義兄の罠で、彼女を誤解したままのラファエル。
そんな彼との、再会と、葛藤のロマンス。

ボリビアを単身うろうろして、牢屋に入ったり、迷子になったりする無鉄砲な天然系の娘と、傲慢でプライドの高い彼との組み合わせ。後半、プライドを捨てたなりふり構わなさが楽しい作品。

ワニにたべられなくてよかったネ

http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-2840.html

2010/09/15

Ｒ１３４８

大実業家ラファエルはどうしようもないほどの自信家。ジョージィが彼の妹に会いに来たと言っても信じない。4年前とちっとも変わらない…。学生のころ彼とつき合っていたジョージィにとっては苦い初恋の相手だった。

2009/10/04

４年前学生だったジョージィはクリスティーナの兄ラファエルに恋をするが、一方的な誤解から怒った彼は去ってしまう。クリスティーナの出産の連絡を受け、なんとか旅費を工面してボリビアまで会いに来たものの、彼女に会えず困ったあげくラファエロに助けを求める。再会した彼はまだ誤解したまま腹を立てていて理由を知らない彼女は、義兄スティーブンのたくらみを初めて聞かされ呆然とする。　　誤解が解けたあとのヒーローの一途さが良い。