緋色の習作 の商品レビュー
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名作と言われているけれど、読んだことはなかったなと思って図書館で借りた本。 前書きから、訳者の方のホームズ愛が伝わってくる。後半は注釈や年表。 第2章で急に舞台が移った時は?と思ってしまったけど、繋がりが見えた時にはページをめくる手が止まらない。このままシリーズを読んでいきたい。
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364ページ中、話は178ページまでです…。 そしてそのうち約半分の第二部は犯罪の動機にかかわる部分なので、ホームズはあまり出てきません。 ホームズ出番少ない(笑)
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『緋色の研究』のネタ元は『旧約』だった!のはいいのだが、かういふのが「その発想はなかった」といふのは意外。なんかありさうだけど。 マーク・トウェインの影響といふかその作品から持ってきたとかいふのが、さうなのか。 実は、事件の発端について、つじつまを合わせるためにはモルモン教の...
『緋色の研究』のネタ元は『旧約』だった!のはいいのだが、かういふのが「その発想はなかった」といふのは意外。なんかありさうだけど。 マーク・トウェインの影響といふかその作品から持ってきたとかいふのが、さうなのか。 実は、事件の発端について、つじつまを合わせるためにはモルモン教の黒歴史が重要な影を落としてゐると言ふのが、へー。 でもモルモン教は、いい意味でも悪い意味でも「カルト教団」にならないので、アレする作業が詳細に書いてある。面白い。
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シャーロック・ホームズシリーズは多くの出版社で翻訳されているけど、現在この河出書房出版の訳が秀逸ということで、新たに読み始めました。 新潮社の延原訳しか読んだことなかったけど、確かに読みやすく、また注釈も詳細に記されて助かります。
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ホームズとワトスンが出会った作品で、全60編あるホームズシリーズの第一作となる。1887年といえば日本では黒岩涙香を中心とした翻案探偵小説が主流であったが、イギリスではホームズ時代がここに幕を開けることとなる。 「Rache」という血の文字、現場に残された血痕や指輪、現場検証を...
ホームズとワトスンが出会った作品で、全60編あるホームズシリーズの第一作となる。1887年といえば日本では黒岩涙香を中心とした翻案探偵小説が主流であったが、イギリスではホームズ時代がここに幕を開けることとなる。 「Rache」という血の文字、現場に残された血痕や指輪、現場検証を行っただけで犯人像を言い当てるホームズの推理の妙といった、現代においてもまったく色あせることのない探偵小説といえる。 探偵小説の始祖はエドガー・アラン・ポー、とよく言われるところではあるが、探偵小説に爆発的に大きな位置を占めさせるにいたったのは、やはりコナン・ドイルだったんだなぁと感じさせる一作。
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シャーロック・ホームズ・シリーズの第一作。ホームズとワトスンの出会いから、その後起こる殺人事件と犯行の歴史を描く。 名探偵ホームズのシリーズは推理小説の古典的な作品だが、子供の頃はホームズより怪盗ルパンの方が好きだった。 ホームズの推理力よりも、ルパンの行動力の方に魅力を感じてい...
シャーロック・ホームズ・シリーズの第一作。ホームズとワトスンの出会いから、その後起こる殺人事件と犯行の歴史を描く。 名探偵ホームズのシリーズは推理小説の古典的な作品だが、子供の頃はホームズより怪盗ルパンの方が好きだった。 ホームズの推理力よりも、ルパンの行動力の方に魅力を感じていたのを思い出す。でも去年、コナン・ドイルの伝記を読んだのを機に、改めてホームズを読んでみようと思った。 おそらく誰もが知っている探偵ホームズは、スマートで完璧な紳士、冷静沈着で頭脳明晰というイメージだったが、改めて読んでみると全くその通りで、失敗もするけれどただでは起きないタイプのようだ。ホームズの凄さは観察眼の鋭さだ。それと記憶力が抜群で、頭の中で現場の詳細を再現してしまう。犯罪に纏わる背景知識も豊富、言葉も巧みだ。心の中では刑事達を見下しているが、表面上は自然に振舞う世渡りの上手さもあるようだ。この事件も早々に犯人の姿を見抜いて、彼の思い通りにストーリーが展開する。犯人の動機の部分も上手く描かれていて、なかなか面白かった。 ホームズはあまりに完璧過ぎて、友人としてはちょっと敬遠したくなるタイプだ。個人的に好きなのは、外見はイマイチだが頭脳明晰な刑事コロンボ。ホームズの時代と違って、今はこちらのタイプが主流だろう。外見は良いけれど頭脳がイマイチな刑事・探偵は山ほどいて、だいたい主人公に絡む脇役となる。ちなみに主人公がどちらもイマイチな場合は、推理小説ではなく、コメディになってしまうかも。この小説のもう一人の主人公ワトソンは脇役として適任で、自身の推理力はイマイチだが、ホームズから話を聞き出すインタビュアーとしての能力が凄い。(この話はワトソンの語りによるものだから当然だが)彼は探偵の補佐ではなく、ホームズ付の新聞記者のほうが適任かもしれない。
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大人になって初めて読んだシャーロックホームズ。 ミステリは実はあまり好きではないので(トリックというもの自体を不自然に感じて入り込めない)ドラマを見なければ読むことも無かったかもしれませんが、改めて読むとホームズの推理力がズバ抜けている以外はごく普通の犯罪ものであり、楽しく読めま...
大人になって初めて読んだシャーロックホームズ。 ミステリは実はあまり好きではないので(トリックというもの自体を不自然に感じて入り込めない)ドラマを見なければ読むことも無かったかもしれませんが、改めて読むとホームズの推理力がズバ抜けている以外はごく普通の犯罪ものであり、楽しく読めました。 ワトソンとホームズの出会いが描かれる今作は、ワトソン視点でシャーロックの推理がどう行われていくかも丁寧に描かれ、事件そのものより興味深かった。 またBBSドラマSHERLOCKの第一話がどれほどうまくこの作品からエッセンスを吸い上げた脚本を作ったかも知ることができました。 長編はこれとあと数作らしいけれど時間を見て他の作品も読んでみたいものです。
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なかなか手をだせなかったが、やっと読めた。笑 訳が上手いのか、原作が上手いのかとても読みやすい文章でした。推理小説にあまり興味はないのですが、人物たちの会話がおもしろくてどんどん読み進めてしまいました。 動機がしっかりと書かれていてびっくりしました。推理小説でよくある、事件が起...
なかなか手をだせなかったが、やっと読めた。笑 訳が上手いのか、原作が上手いのかとても読みやすい文章でした。推理小説にあまり興味はないのですが、人物たちの会話がおもしろくてどんどん読み進めてしまいました。 動機がしっかりと書かれていてびっくりしました。推理小説でよくある、事件が起きて犯人を暴いて犯人は動機を一言いって終わりみたいな書き方ではなく、とても面白かったです。
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おそらく人生で一番最初に読んだ本格探偵物?久しぶりに読みたくなって児童版ではないのを読んだがやっぱりおもしろかったし改めて好きだと思った。
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やはり、ミステリといえばコレ!ですね( ´ ▽ ` )ノ 私の中でですが(笑) ホームズは何度読んでも新しい発見があって楽しく読めます!そして又ワトスン視点で物語が展開されて行くのも魅力的ですねぇ(=´∀`)人(´∀`=)
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