かもつれっしゃ の商品レビュー

長嶺太(著者)

2022/09/04

3y1m
字がなく、ただただ貨物列車が走る絵が描かれている絵本。
めくるたびに「がたんがたん」と言っているだけだが、長男は楽しいようで繰り返し読んでいる。
「高崎駅」が出てくるが、ずっと昔のように見える。
いつ頃のイメージなのだろうか。

2011/09/12

字が一つもない、本当の"絵"本です。

電車好きだったらかぶりつくかもしれませんが、よくあるようにかっこいい電車の外見を描いたモノではなく、あくまで貨物列車を主体に、その列車の内部(貨物)や、貨物列車と一緒に連結されている普通列車での様子(切符確認をする乗務員など)や、乗務員達の球形風景などを描いた本です。

絵の内容的にも細い線を用いたやや昭和の雰囲気も漂う画風など、字がないとはいえ、絵の内容を理解できる小学生以上がおススメかと思います。

幼児に見せる際には、お母さんが「○○がある」と何かを探させたり、「○○になってるんだね」などと説明したり、「○○だから○○になってるんだね」などと違いや変化に気付かせた上で理由を説明したりといった、辞典や学習本的な読み方もありかと思います。