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心、止められなくて の商品レビュー

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2010/02/18

メラニーは若き実業家ジャイルズ・ヘイヴァリルの養子、デイヴィッドの住み込みの世話係に雇われた。デイヴィッドは彼女が十代のとき未婚のまま産んだ子で、やむなく養子に出したが、後悔し、一目会いたいと願っていた。それが八年たって、メラニーは偶然デイヴィッドを見つけた。一年ほど前、ジャイル...

メラニーは若き実業家ジャイルズ・ヘイヴァリルの養子、デイヴィッドの住み込みの世話係に雇われた。デイヴィッドは彼女が十代のとき未婚のまま産んだ子で、やむなく養子に出したが、後悔し、一目会いたいと願っていた。それが八年たって、メラニーは偶然デイヴィッドを見つけた。一年ほど前、ジャイルズは不実な妻と別れ、デイヴィッドは母に去られた悲しみから惨めな毎日を送っている。ジャイルズはわたしがデイヴィッドの実の母親だとは知らない。わたしがあの子の世話係として立候補すれば…。そして、メラニーの目論見は成功した。彼女にとって、ジャイルズは我が子を連れ去った憎い敵だ。その敵意がやがて情熱的な愛へと変わっていったとき、メラニーは自分の中の欲望に戸惑い、ためらいを感じた。ジャイルズに秘密を知られたら、わたしはデイヴィッドばかりかジャイルズも永遠に失ってしまう。それだけは耐えられない…。 愛に頑ななヒーローと手放した我が子に会いたいヒロイン。確かに簡単に打ち明けられる話ではないけど、結婚ということになったならヒロインも正直に言うべきだった。

Posted byブクログ