浅井えり子の「新・ゆっくり走れば速くなる」 の商品レビュー

浅井えり子(著者)

2012/07/16

私のトレーニングは、以前も今もLSDを中心として行っています。その目的は、強化だったり休養だったりと多様ですが、トレーニングはLSDに始まりLSDで終わるといってよいくらいです。なぜ、ゆっくりと走ると速くなるのか、多くのランナーが疑問を持つことでしょう。それを身を持って証明したのが私自身です。ゆっくり走るLSDで、本当に私は速くなったのです。(「序章」より)

LSDとは、Long(=長く)Slow(=ゆっくり)Distance(=距離を踏む)の略称で、ゆっくりとしたペースで、長い時間を走るトレーニングです。

本当にゆっくりで良いんです。自分も現役の頃みたいに走ることは出来なくなりました。でも大好きな走りは止められない。時間がある時はこのLSDでのんびりと走ってます。トレーニングの甲斐あって夢だった東京マラソンを２度も完走できました。

ゆっくり走って身体に負担は掛けず、気持ち良い汗をかく。皆さん是非、最高ですよ。

2010/05/28

LSDの考えかたの基礎が学べます。
一定のレベルまでは”速くなる”のは本当ですが、ずっとゆっくり走ってるだけじゃ、、、。　でも、市民ランナーは、まず、この基本を学ぶべき。必読の一冊。

2009/10/04

LSD（Long Slow Distance)を親切に解説。著者の人柄がうかがえる、読みやすい。一時間に6-7kmペースでゆっくり走ることで、自分の体と対話しながらいかに楽しく走るか。結果的に、心肺や筋力ではなく末梢毛細管に酸素を送る能力を鍛える。