無言館 の商品レビュー

窪島誠一郎(著者)

2022/11/28

2022年8月日本テレビ「24時間テレビ 」のドラマで　劇団ひとり さん脚本、監督「無言館」が放送された。劇団ひとり 脚本、監督 意外⁉️

11月の終わりの今 我が家の本棚で「無言館」の本を見つけた。
　2000-11-8 「無言館 展 にて」のメモと共に入場券の半券を挟んでいた。

　ドラマで 壇ふみ さんが演じていた　絵　を探した。文章と共に 感動ふたたび

漥塚 誠一郎さんの本
　　信濃デザイン館日記
　　絵画放浪
　　「無言館」への旅
水上勉さんの本
　　骨肉の絆

本棚を並べ変えながら
これだから 本の「断捨離」は できない！
もう一度 読み直すつもり

2020/09/15

長野県の美術館〈無言館〉には、戦地で命を落とした画学生が、学生時代から旅立つ直前まで描いていた絵が集められています。彼らがどんな想いを抱え戦地へ向かったか、残された作品が静かに語りかけます。続刊(第2集・第3集)あり。

2020/07/19

遺骨も帰ってこず、唯一の遺品である作品を「そういう趣旨でしたら」と提出していただいたことが多いと。「あと1日、せめて１時間あれば」と未完の作品を心残りに再び帰ることを期せず出征した画学生たち。彼らを戦争犯罪者とどうして言えよう。“A級戦犯を祀るな”とは、突き詰めて言えばそういうことなのだが。可能性を戦争は奪った、それで償いは十分ではないか。しかし占領軍は戦犯として復興に貴重な人材を摘発し処刑していった…。復興させたくなかったから。戦争でも革命でもなくてできた国は世界に日本だけだが、その戦争する能力への憎悪

2011/02/03

　ここに遺された絵が無言の遺言になってゐる事に改めて氣づかされました。

　静かにじっくり向かひ合ふと不思議な力がふっと湧いて来るのを感じるのは、私一人だけではないと思ひます。それは、画家を目指す全国の俊秀が浪人してまで集まり、絵に青春を賭けた青年学徒の思ひが籠(こも)ってゐるからかもしれません。

彼等は十代後半から二十代前半に青春の生命を燃やしたに違ひないのであります。言葉で残せなかったものを絵を通して表現してゐるのでありませう。

だから、本書は三十一名の画学生への鎮魂の画集になってゐるのだと感じました。解説の文章に載せられてゐる一つ一つに名残のいとほしさと追憶の情に満ちてゐます。この静かな感動を忘れないために、時折思ひ出して、眺め鑑賞して置きたい一冊であります。

戦歿画学生慰霊美術館「無言館」に必ずや参観しようと心決めした所であります。

（千葉県在住　40代　男性）

2009/12/08

おじいたんがくれました。戦没画学生の絵を集めた画集です。今現在、絵を勉強してる美大生のひとたちは是非、手にとって見てみて欲しいです。