チャマコとみつあみのうま の商品レビュー

清水たま子(著者),竹田鎮三郎

2024/07/17

福音館書店から、「こどものとも世界昔ばなしの旅セット」という全15冊の絵本セットが出ました。たまに立ち寄る絵本の専門店で見かけて、ステキ！と思って我慢できず、大人買いしてしまいました。1冊1000円。15冊買って1万5000円＋税。決して高くないと思います。
1冊ずつレビューを書いてきて、これで１４冊目です！

「チャマコとみつあみのうま」は、私にはちょっと意味不明な部分が多くて、よくわからなかったから、また読んでいい？とか言いながら、子どもに４、５回読みました。メキシコ・ミステカ族の伝承なんだと思います。
ミステカ族は、植物や動物、いきものたちと仲良く暮らしていて、何かの動物を（植物の場合もあるのかな？）自分の「きょうだい」と決める、という風習があるみたいです。で、チャマコっていうけっこうやんちゃな男の子が、冒険の旅に出て、自分の「きょうだい」を見つけるというお話です。途中、それぞれ自分の「きょうだい」となる動物を背負って歩く人たちに出くわす。そして神様に出会って、自分のきょうだいはあの黄色いうまだ！とわかり、村に戻って馬にまたがり、ぼくはきいろいうまだ！きいろいうま、おまえはぼくだ！っていう感じで絆で結ばれる･･･
みたいな話で私にはやっぱりよくわかりませんでした。ミステカ族はみんな三つ編みなの？と思っていろいろ検索してみたら、三つ編みの画像出てきました。やっぱり三つ編みってところがポイントみたいです。よくわからないけど。
絵は色鉛筆で描いたっぽくて、独特なタッチで動物もたくさん描かれており、面白いです。

2009/10/04

少年の冒険成長記。
むずかしかな？とも思ったのですが、
絵が不思議な感じで、男の子が主人公だし、
うちの４才の息子はは結構興味深そうに聞いてました。

他にもエチオピアやペルーなど、
あまりなじみのない国々の神話や昔話も同シリーズにあり、
親も、様々な世界の文化に触れて、発見のある本です。
小さな頃からこういう異文化に触れることは、
視野を広げてあげられるのではないかと思います。