もどってきたガバタばん の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
福音館書店から、「こどものとも世界昔ばなしの旅セット」という全15冊の絵本セットが出ました。たまに立ち寄る絵本の専門店で見かけて、ステキ!と思って我慢できず、大人買いしてしまいました。1冊1000円。15冊買って1万5000円+税。決して高くないと思います。これから1冊ずつレビュー書いていきます。 さて、こちらはエチオピアのお話。男の子は「ガバタばん」という木製のボードを大切にしている。それをもって出かけたら、出会った人に「木はないか?」と言われて渡して薪にされてしまう。泣いていると、代わりにこれやる、とか言ってナイフだか槍だかをもらって・・・次々に同じようなことが起こって、物々交換が繰り返されていくお話です。 子どもと読みながら、「わー!これって、わらしべ長者みたいなお話じゃない?」と盛り上がりました。わらしべ長者なら、貧しい若者が物々交換を繰り返すことでだんだんモノが良くなっていくんだけど、このお話では別にグレードアップはしていきません。最後にまた、同じガバタ盤になるっていうオチです。 一日中そんなことをして、ガバタ盤を持って帰ってきた息子を見て、親が、それで一日遊べるなんてすごいなぁ!みたいなことを言います。なかなかウケました。 ちなみに、うちにはその「ガバタ盤」らしきものがあります。 木に丸いくぼみがあって、そこに小豆みたいな白黒のつぶを入れ、移動させていくゲームです。ずっと前に「アシェットコレクション」で「立体パズルコレクション」を取っていたことがあって、その中にありました。娘とも遊んでいたことがあって、似たようなゲームは世界中にあるらしい。娘と「このゲームうちにある!」と、これも盛り上がりました。楽しかったです。
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エチオピア版わらしべ長者。岩波書店発行の「山の上の火」に収められている「しょうぎばん」を絵本にしたものである。 お父さんが作った「ガバタばん」というエチオピアの将棋盤を持った牛追いの男の子が、行く先々で人々の役に立っていくおはなし。終わりは日本のように長者になってはいないが、オチ...
エチオピア版わらしべ長者。岩波書店発行の「山の上の火」に収められている「しょうぎばん」を絵本にしたものである。 お父さんが作った「ガバタばん」というエチオピアの将棋盤を持った牛追いの男の子が、行く先々で人々の役に立っていくおはなし。終わりは日本のように長者になってはいないが、オチは面白く、めぐりめぐる輪廻の世界も興味深い。
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子供の書いた感想文が採用されて、賞品にいただいた懐かしい絵本です。図書館で見つけて思わずめくってみました。
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ムスメ曰く「たにまにうしをつれていくときに」ってシーンの字と絵が面白いそうです。参考になりませんな…
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エチオピア。 わらしべ長者っぽいストーリー。 主人公の男の子が、すぐ泣く。いつも泣く。が気になっちゃうのだけど……。
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わらしべ長者みたいな内容です。 次々と場面が展開していくのは、 うちの4歳の息子には少しめまぐるしすぎたみたいです。
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