きっと君は泣く の商品レビュー
数年前に読んだので、あまり記憶にないのですが・・・。 椿。 美人だからって、何もかもがうまくいくとは限らない。 機会があれば読み返そう。
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「美人だってうまくいかない時がある」 らしい。なんだか自分にはない人生だけど 決して欲しくはない。 美人ならなんでも幸せなわけではないのね。
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美人でお金持ちで自信たっぷりで人を見下すような態度をしている主人公。でもだんだん思い通りに行かなくなってきて、彼女の心にもほころびが出てきて・・・。とっても切なくなりました。そして主人公のように自信が持てる所は何もないのに、不遜な態度を取ることの多い私自身が嫌になり落ち込みました...
美人でお金持ちで自信たっぷりで人を見下すような態度をしている主人公。でもだんだん思い通りに行かなくなってきて、彼女の心にもほころびが出てきて・・・。とっても切なくなりました。そして主人公のように自信が持てる所は何もないのに、不遜な態度を取ることの多い私自身が嫌になり落ち込みました(笑)
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女の人って、やっぱり誰でも誰もが羨む美しさに憧れるんだと思う。少なからずあたしはそう。でもその美しさってホントなのか?自己満足じゃないのか、とか。美人は3日で飽きるって言うけど、男はやっぱり美人が好き。でも美人は遊びには良いけど、結婚するのは癒してくれそうな普通なタイプが好まれる...
女の人って、やっぱり誰でも誰もが羨む美しさに憧れるんだと思う。少なからずあたしはそう。でもその美しさってホントなのか?自己満足じゃないのか、とか。美人は3日で飽きるって言うけど、男はやっぱり美人が好き。でも美人は遊びには良いけど、結婚するのは癒してくれそうな普通なタイプが好まれる。ある意味すんげぇ考えさせられる1冊。 あたしこの話好き。最後に近ずくにつれ話の謎が徐々に明らかになっていく感じがドキドキしてページを早くめくりたくなるし。 山本作品のドロッドロ感が堪らなく好きだけど、ドロドロの中にもキレイさがある。その代表格みたいな本。
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美しければなんでもあり、みたいなきつい性格の主人公が、ある意味おもしろいけど、友達だったらなぐってそうだ。きれいであることに自信を持つことを椿に教えた祖母がボケ、父親が破産、職場でも若い娘に自分の地位をおびやかされ、どん底に落ちていく様子は哀れになってくるが、その中で少しずつ「本...
美しければなんでもあり、みたいなきつい性格の主人公が、ある意味おもしろいけど、友達だったらなぐってそうだ。きれいであることに自信を持つことを椿に教えた祖母がボケ、父親が破産、職場でも若い娘に自分の地位をおびやかされ、どん底に落ちていく様子は哀れになってくるが、その中で少しずつ「本当の心の美しさ」ってなんだろうと考えさせられる作品。
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作者の方がどのような人間関係の中生活していたのか。気になる。どーしたら、こんな主人公の人間関係。恋愛関係を書けるのか。人間の温かさ。冷たさ。両方が描かれてて素敵な本でした。
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【あらすじ】 椿、二十三歳。美貌に生まれた女に恐いものはない。何もかもが思い通りになるはずだった。しかし祖母がボケはじめ、父が破産、やがて家や職場で彼女の心の歯車はゆっくりと噛み合わなくなってゆく。美人だって泣きをみることに気づいた椿。弱者と強者、真実と嘘…誰もが悩み傷つくナイー...
【あらすじ】 椿、二十三歳。美貌に生まれた女に恐いものはない。何もかもが思い通りになるはずだった。しかし祖母がボケはじめ、父が破産、やがて家や職場で彼女の心の歯車はゆっくりと噛み合わなくなってゆく。美人だって泣きをみることに気づいた椿。弱者と強者、真実と嘘…誰もが悩み傷つくナイーヴな人間関係の中で、ほんとうに美しい心ってなんだろう?清々しく心洗われる、"あなた"の魂の物語。 【感想】 これは恋愛小説なのか?私的には恋愛小説というより波乱万丈な人生物語といった感じ。恋愛の切なかったり甘かったりを求めている人にはあわないかも。 人間の汚さが満載といった話のなかで大魔人の存在に救われる感じがしました。レビューには『清々しく……』とあるけど読後感は重め。
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最後でびっくりな展開でした。主人公の椿は最初は綺麗で強気な嫌な女だと思っていたけど最後には椿の本当の心が聞けたようでよかった。
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主人公椿に対して、すごくムカつきました。美人だからって調子に乗るなー!って。 なのにどこか共感できるのは何故でしょう。 美人だから得、ブスだから損ってことはないんですね。
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何が正しくて何が正しくないのか。どんな人が良い人でどんな人が悪い人なのか。そんなん言うまでもなく、時と場合によって相対的にゆるゆると変化してしまう、頼りないものなんである。性格のあまりよろしくない主人公・椿が「絶対」と思っていたものがどんどんとあっけないほどに崩れ去っていく展開...
何が正しくて何が正しくないのか。どんな人が良い人でどんな人が悪い人なのか。そんなん言うまでもなく、時と場合によって相対的にゆるゆると変化してしまう、頼りないものなんである。性格のあまりよろしくない主人公・椿が「絶対」と思っていたものがどんどんとあっけないほどに崩れ去っていく展開に、最初は椿に鼻白んでいた読者も次第に椿の視点に立ちつつある自分に気付くだろう。そしてラストではそもそも椿が本当に「性格が悪かった」のか、正しい人間なんているのか。それをぽいと放り投げて、それでも山本文緒は読者を感動させてのけるのである。
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