ガラスの天井 の商品レビュー
一つ一つがとても身に…
一つ一つがとても身にしみるエッセイ集。何か迷いが出た時、読み返したくなる、僕にとっての栄養剤。
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孤独こそ、現代を生き…
孤独こそ、現代を生きぬくためのパートナー――。自分は誰なのか。僕が腕時計をはめない理由は。いかにして孤独を得るか。愛と友情について、等。大都会の孤独を見つめる作家、初のエッセイ集。
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再読。記録。 好きな箇所、章、変わらず好きだった。 いかにして孤独を得るか? 他人の見方 自由という不自由について 個人主義 大人になるということは 敬称を略す 消せない記憶 ZOO 愛の遍歴 死という入口 僕という不可解な存在
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学生時代には、とても面白く読んだ。 いつも透明だけれども確かにそこにある閉塞と、 世界との絶対的隔たりに悩む、 思春期的内容。
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「孤独こそは、現代を生き抜くたむの、真のパートナーである」強く優しくなるためには孤独になるべき。それは「孤独を知っている人は、他人の中へ入っても、自分をなくすことはなく、相手をまた認めることもできる」から。ー「いかにした孤独を得るか?」 孤立せず、潰れずに孤独と付き合っていきたいものだ。 自分が虚飾を嫌い、孤独へと邁進していたころを思い出す。愚かだが、純粋。もろかったがとんがっていた。当時の自分を見かけたら、肩の力抜いてやれよ、と声をかけてやりたいと思う。が、かけられないだろうな、それだけ彼は真剣すぎてギリギリだったから。 いつか自分も辻仁成のように教え諭すでもなく、人の助けになることはできるだろうか。
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どうも最近30代くらいの男性のエッセイを読んでいると、自分の失敗談とか、なんか読んでいて微笑ましいといえばそうだし、肩の力が抜けて気持ちがいいといえばそうなんだけど、本当にそればっかりでいいのかなって感じのが多い。僕がそういうのばかり選んで読んでいるのかもしれないけど。久しぶり...
どうも最近30代くらいの男性のエッセイを読んでいると、自分の失敗談とか、なんか読んでいて微笑ましいといえばそうだし、肩の力が抜けて気持ちがいいといえばそうなんだけど、本当にそればっかりでいいのかなって感じのが多い。僕がそういうのばかり選んで読んでいるのかもしれないけど。久しぶりに、「生きるとは」みたいなことを、真っ正面から誠実に書いている若者の文章を読んだような気がした。 読んでいると、こういうことを真っ正面に考えることがすごく減ってきたような気がして寂しくなった。そういえば、「生きるってどういうことなんだろう」「自分とはなんなのだろう」といったことを、いつも考えていた時期があった。だんだんそういうことを考えるのが面倒になってきて、そういうのはちょっと脇に置いておいて、目の前の仕事を片づけたり、とにかくリラックスをしようとしたりする時間が多くなった。 何か、忘れかけていたものを、ふっと思い出させてくれたような気がする。
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ミポリンの本を読むみたくて買ったら、ご主人にも興味がわいて。。 辻さんの人となりが少し分かってきそうな・・・・。 読み終わったらまた書きます。
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作家デビュー後、まだ間もない頃のエッセイ。向こう見ずな若さは強さでもあり…。なぜ表現するかという、この時点での答えがここにはある。そしてそれはどう生きていくかという哲学にまでも結び付く。
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