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歴史の嘘と真実 の商品レビュー

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日本史にかくれた真実…

日本史にかくれた真実を探った本。歴史は勝者によってゆがめられている場合などがあるので注意が必要だと思った。

文庫OFF

2011/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

伊沢元彦さんが、名古屋生まれであることを、この本を読んで初めて知りました。 標題とはうってかわって、「歴史」の嘘と真実を書いているのではなく、 副題にあるように、誤解だらけの「正義」と「常識」について書かれた本だと思いました。 歴史はあくまで、その一部に過ぎません。 歴史の多くが、戦いに勝った側の歴史なので、負けた側の歴史は消え去ることがあります。 歴史は常に半分の真実しか残っていないことを知っているはずです。 愛知について、空港だけは早期に整備した方がいいと書いているのは蛇足だったかもしれません。 名古屋空港で不足していたのは道路の拡幅と鉄道の整備でした。 それを行わないまま、新たに空港を作ったので、昔からの空港は県栄になり、不便なまま残っています。 現地へ行って、現場を良く見て、現物を手にとって物を書いていただけると嬉しかったかもしれません。

Posted byブクログ