深沢七郎集(第4巻) の商品レビュー
蔵書の『庶民列伝』新潮社版がなかったのでこちらを登録。 「文明の波に百姓が百姓でなくなってゆくなかの、農民の哀れにも滑稽な死をとその姿を描く『土と根の記憶』『べえべえぶし』ほか恐るべきユーモアとペーソス溢れる五編を収めた連作小説」 この帯に惹かれました。『安芸のやぐも唄』は主体(...
蔵書の『庶民列伝』新潮社版がなかったのでこちらを登録。 「文明の波に百姓が百姓でなくなってゆくなかの、農民の哀れにも滑稽な死をとその姿を描く『土と根の記憶』『べえべえぶし』ほか恐るべきユーモアとペーソス溢れる五編を収めた連作小説」 この帯に惹かれました。『安芸のやぐも唄』は主体(当事者)無き祭りのエゴイズムをピリッと描いてあって良かった。 楢山節考しかり、ばあちゃんを描かせたら他の追随を許さない作家様です。
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