ロスト・レノン・インタビュー(2) の商品レビュー

ジェフリー・ジュリアーノ(著者),ブレンダジュリアーノ(著者),島田陽子(訳者),広田寛治

2009/10/04

孤独なドリーマー、ジョン・レノン。孤独な人気者、世界で最も愛された孤独なエゴイスト。冒涜しよう。彼に関する証言を読んでいくと、ヒトラーを思い出した。なんというか、その行動力といい、馬鹿正直さといい、エゴといい、独善さといい、自らの居場所を一人の女性に求めようとしたとこといい。彼らがやったことは全く、全然、別次元レベルで、違うことであるが、行動の根本のあり方、エネルギー源、なんだろう、似たようなガソリンで動いているように感じるのだ。ただガソリンを入れる機体が（戦車とキャンピングカーぐらい）違っていただけというように思ったりもする。後の世代への影響力もしかり。（現代の選挙活動はナチスのやり方が模範であるというハナシ。）