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12万円で世界を歩く の商品レビュー

3.7

28件のお客様レビュー

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12万円で一回の旅行…

12万円で一回の旅行が成立している。貧乏旅行の典型か。旅好き必見!

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そんなにお金をかけな…

そんなにお金をかけないで世界中をまわっている話ですが、面白いです。各章にはどれだけのお金がどこに使われたのかの詳細もあって、本当にすごいと思います。

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週刊朝日の連載をまと…

週刊朝日の連載をまとめたモノ。著者の旅行ライターとしての出世作(?)だが、この連載以降、金をけちる目的の他には全く内容のない日本人バック・パッカーがアジア諸国に増えた様子。支出の詳細をつけているのは良い。

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本当に航空運賃も含め…

本当に航空運賃も含めて12万円でこんなに遠くに旅行が出来るのか?    今とは時代や物価が違うかもしれないが、食べる量も節約しての貧乏旅行だ。特に、飛行機にも乗れず長時間の乗合バスで移動するくだりは泣けます。インドの旅、上海への鑑真号の旅が面白かった。

文庫OFF

2024/07/30

これは、旅ではなく、移動。交通機関体験。今までにみた事もないものに巡りあい、心動かされる感動が目的とは、異なるであろう。何のために旅するのか。再考するきっかけになるかも。

Posted byブクログ

2023/11/07

読書録「12万円で世界を歩く」3 著者 下川裕治 出版 朝日文庫 p44より引用 “ ネパール政府が、ドラッグ類を許してい るわけではないのだが、この国にはあらゆる 種類のドラッグがある。ハシシュ、LSD、アヘ ン、牛糞にはえるといわれるマジックマッシュ ルーム……。欧米を中...

読書録「12万円で世界を歩く」3 著者 下川裕治 出版 朝日文庫 p44より引用 “ ネパール政府が、ドラッグ類を許してい るわけではないのだが、この国にはあらゆる 種類のドラッグがある。ハシシュ、LSD、アヘ ン、牛糞にはえるといわれるマジックマッシュ ルーム……。欧米を中心にした若者は、これ をめあてにネパールにやってくる。” 目次より抜粋引用 “バンコクから尻にアセモの二千キロ。赤道 には白線が引いてあった。  高度四千メートルめざすヒマラヤ・トレッ キング。ヒルの森にヒルむ。  ついにニューヨーク到達。アメリカ大陸、 一万二千二百キロ。  念願のカリブ海リゾート。キューバのドル 払いアリ地獄に泣く。  タイ国境線をなぞる戸惑いの旅。気がつい たら“密入国”。”  フリーライターである著者による、予算12 蔓延で世界各地を旅してまわった紀行文。 同社刊行作文庫版。旅の明細書付き。  日本のお隣からヨーロッパや中米まで、ぎ りぎりの旅の悲喜こもごもが記されています。  上記の引用は、ネパールのドラッグ事情に ついて。 ドラッグについては合法な種類と国もあるよ うなので、その場へ行って楽しまれる分には 文句もないのではないでしょうか。禁止され ている国では、その他の事を楽しみましょう。 周りに迷惑を掛けない程度にしてほしいもの です。  まだベルリンの壁が存在していた時代の旅 行の記録なので、貴重な作品になってくるの ではないでしょうか。文庫版あとがきにあり ますが、旅行作家としての著者の転換点となっ た一作だそうです。 ーーーーー

Posted byブクログ

2021/07/14

自分の中では、目覚めの一冊でした。 もっと自由に生きられることに気付かされ、自分自身の心に「自由であっても良いじゃない!」と思わせた著作でした。 しかしその後一人で海外へも行きましたが、著者のように行動できない自分にもどかしさを感じ、同じようには行かないな~!とも思いました。 そ...

自分の中では、目覚めの一冊でした。 もっと自由に生きられることに気付かされ、自分自身の心に「自由であっても良いじゃない!」と思わせた著作でした。 しかしその後一人で海外へも行きましたが、著者のように行動できない自分にもどかしさを感じ、同じようには行かないな~!とも思いました。 それでも今でも心に残る一冊です。

Posted byブクログ

2019/05/04

渋谷の古本屋さんの題名を見て、思わず購入。 80年代後半の円高景気のころの話だが、12万円で、韓国一周、アメリカ横断、シルクロードから北欧を経てアメリカ大陸横断など、1回12万円で旅行してくるという、朝日出版の企画ものを一冊の文庫本にまとめなおした本。 費用のほとんどは、飛行...

渋谷の古本屋さんの題名を見て、思わず購入。 80年代後半の円高景気のころの話だが、12万円で、韓国一周、アメリカ横断、シルクロードから北欧を経てアメリカ大陸横断など、1回12万円で旅行してくるという、朝日出版の企画ものを一冊の文庫本にまとめなおした本。 費用のほとんどは、飛行機代になってしまうようだが、いかに安くチケットを手に入れて後は、バスや電車などチープな旅程をこなしていく体験記は、いや〜なかなかそこまでやるのは難しそう(そもそも言葉をどうするかもあるし、、、)。食べ物がオイシクなかったり、トイレも汚いなど、ヒドイ経験もあるようだけど、旅先の人々とのふれあいがちょっぴりウラヤマシイ。。 時間があって、お金が無いときに実施するのがいいのかなぁ。。 それは、学生時代? 老後? それとも今すぐ? 旅にでたくなってしまう一冊。 (できれば、あまり不衛生な所じゃないところがいいけど)

Posted byブクログ

2019/01/23

赤道直下、ヒマラヤ、カリブ海、乏しい予算で訪れた国は数知れず。タバコ一本、ビール一杯もサイフと相談。トラブルに巻き込まれたり、人の親切が身にしみたり…。そんな旅だからこそ見えてきた人々の素顔や生活と旅の喜怒哀楽を語りつくす、これぞビンボー旅行のバイブルだ。12万円の内訳付き。(表...

赤道直下、ヒマラヤ、カリブ海、乏しい予算で訪れた国は数知れず。タバコ一本、ビール一杯もサイフと相談。トラブルに巻き込まれたり、人の親切が身にしみたり…。そんな旅だからこそ見えてきた人々の素顔や生活と旅の喜怒哀楽を語りつくす、これぞビンボー旅行のバイブルだ。12万円の内訳付き。(表紙裏) 下川祐治さんの‘貧乏旅行記‘原典的な一冊。 淡々と時間や風景が流れていくのは変わらず。たかだか300頁に満たないページ数で12話もあるので、以下続刊に比べても早い早い。 旅の行程や価格表がまた嬉しい。勿論、すでに30年前(!)のデータはいずれも役に立たないが、時代を感じられる。 で、内容的には大満足なんだけど、紙質がすごく安っぽいのはなんでなんだろう。軽いのに厚いというわけわかんない状態。

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2016/09/29

(良い意味で)アホでいいなぁ~。12万円で世界を旅しようという発想が独創性溢れている。厳密に言えば12万円で収まってなかったり、12万円のほとんどが航空券代だったり、色々ツッコミどころは満載だが、ヒマラヤ踏破を試みたり北極圏を目指したりユーラシア大陸横断を果たしたり、そのチャレン...

(良い意味で)アホでいいなぁ~。12万円で世界を旅しようという発想が独創性溢れている。厳密に言えば12万円で収まってなかったり、12万円のほとんどが航空券代だったり、色々ツッコミどころは満載だが、ヒマラヤ踏破を試みたり北極圏を目指したりユーラシア大陸横断を果たしたり、そのチャレンジ精神は拍手喝采ものだ。 レートや相場は1988年当時のもので、1997年時点で再検証されており、2016年時点だと航空券はもっと安くなり為替や物価影響で生活費がもう少々高くなっているだろうが、ひょっとするとまた一味違う12万円世界旅行が楽しめるかもしれない。 なにより著者である下川氏が心底楽しんでいるのが本を通して伝わってくる。硬い座席のバスに35時間乗り続けるなど大変な体験もしているが、ただただひたすら下川氏が羨ましい。

Posted byブクログ